劇場公開日 2019年6月7日

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「奇想天外な法螺話」クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5奇想天外な法螺話

2019年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

少年院に行くはずの少年たちに、学校の先生となった主人公が、自分の昔話をする形で物語が進みます。

作中で主人公が言っているように、そのすべてが本当ではなく、かなり盛った作り話の要素が入っています。
各国の移民管理局のひどさなど、時事ネタも織り込んで。
そのため、軽妙な笑いと、それはご都合すぎるだろというツッコミどころが、交互にやってきます。

そもそもこの映画は実録・実話ものではなく、原作はフランス発のコメディ作家によるケータイ(スマホ)小説『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』。
インド映画っぽいですが、アメリカ・インド・シンガポール・フランス・ベルギーの共同制作。

奇想天外な法螺話を、軽妙なリズムで見せてくれる作品だと思えば、かなり楽しめると思います。
(リアル志向の人にとっては、「ふざけんな」って感じになると思うけど)
ダンスシーンもいいしね。
95分と、短いのも好印象。

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コージィ日本犬