モデル・ショップのレビュー・感想・評価

興行的にも大コケ、批評家たちの評価も低いけど、
私はこの作品がとても好きだ
10年前に観て、もう一度観たいと思っていた作品
アヌーク・エーメが亡くなって追悼特集で
これと壁にぶつかる頭をもう一度観たいなと思っていた
（日仏さん、ありがとうございます。壁にぶつかる頭もお願いします。）

夢ばかり見て兵役を恐れ現実逃避する失業中の男と、夢破れて息子のいる故郷に戻るために、際どい写真を撮るための写真館でモデルとして働く女
永遠のように感じる暗く狭い廊下
人は今度こそはと、その先にあるものを信じ暗く長い廊下を歩く