劇場公開日 2003年11月8日

スカイハイ 劇場版のレビュー・感想・評価

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2.52003年劇場公開時鑑賞。原作未読でドラマ版も観てなかったのになぜ…。

2024年6月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「オイキナサイ」が決めゼリフ。アクションやったり、色々チャレンジしてた釈さんへの興味からだったような。
正直あまりピンとこなくて…ごめんなさい。

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なお

4.0異世界もの

2024年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

猟奇殺人事件から始まるこの物語は、主人公の結婚式で新婦が同じ犯人によって殺害されるという極端なプロットを仕込みつつ、それがミステリーではなく、ホラーでもなく、完全な異世界ものとして描いている。
2003年公開されたこの作品、20年以上前に考案された物語を考察したいと思った。
今ではポピュラーになった異世界ものというジャンルだが、この作品の前には「里見八犬伝」があった。また山田風太郎さん、夢枕獏さん等々の作品もまた異世界ものに分類されてもおかしくはない。
この作品はもしかしたらフランシスコッポラ監督の手掛けた「ドラキュラ」に構造が似ているのではないかと思った。悪魔の門が開かれる前の出来事がこの作品で描かれ、その後がドラキュラの世界だ。
そのように見ると、神や悪魔、天国や地獄世界には割と一貫した世界的思想というのか考え方があると思われる。作品作りにそれらを抽出したと考えられる。
そして20年前に「正しい」と考えられたのがこの作品で描かれていることだ。
特徴的なのはこの世界での行いが死後を決めるということと、起こることは変えられないという概念を出していることだ。
その中でも特に主張されているのが、人を殺せば地獄で、自殺しても地獄だというメッセージだ。
絶えず起きている事件や自殺に対する社会へのメッセージが込められているのがよくわかる。
また、この世とあの世のことを提言しながら、「人は変われるものよ」とか、「生きている意味」について問うている。そこに「起こることは変えられない」や「選択させる」という概念が混在し、言葉だけ紡ぎだせばどれを信じていいかわからなくなる。一見正しいような言葉だが矛盾に満ちている。
つまり、たくさんあるメッセージの中から選択しなければならないというのが、この作品が仕掛けていることなのかもしれない。
サスペンスから異世界物語に移行するまでのプロットが畳みかけるように進行するが、伏線の回収が早すぎ、取って付けた感が否めない。当時のこの反省が今の邦画に活かされているのがよくわかる。
「過去と未来どっちがいいと思う?」というセリフがあったが、「いまここ」という概念がまだなかったということも面白い点だった。
異世界の中での矛盾も多かったが、若者たちに向けたメッセージ性の強さと、当時であってもそのエンタメに対する思いの強さが感じられた。
タイトルに込められた意味は文字通り「若者よ、天まで届きそうな志を持って生きろ」というところだろう。主人公が海辺ではめた指輪と青空。戸田菜穂さんはどこへ行ったの? と言いたくはなるが、その「細部」が20年前なのだろう。この中途半端さが当時の最高峰だったと思っていいのだろうかと感じたと同時に、普遍的メッセージを異世界から届けるという貢献もしていてよかった。

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R41

4.0お逝きなさい!

2024年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

萌える

現在、時間に余裕があるため、昔見た映画を見返してるんですが・・・

本作品は、テレビドラマ「スカイハイ」の人気を受けて製作された劇場版です。
今でもそうなんですが、テレビドラマの劇場版ってのは、もうけ主義の極みだと思ってますので、誰が協力してやるものかと、原則、テレビ放送まで見ない事を心情としています。(ただし、最近はCMの誘惑に負け、映画館へ足を運ぶ回数が増えちゃいましたが・・・)
そんなわけで、本作も映画館で鑑賞はしなかったんですが、ドラマも好きだし、釈由美子さんも大好きだったんで、ロングバージョン付きのDVDを購入して鑑賞しちゃいました。

どんな内容かは、まるっきし忘れてたので、今回、新鮮な気持ちで見ることができました。(映画に繋がる?テレビ版のラストも気になったのでネットで調べちゃったりして)
まぁ、登場人物の皆さんの若いこと・・・20年以上前の作品だから当然か。撮影技術やセットも古臭かった。

とは、言うものの自分的には、かなり楽しませてもらったかな。
テレビ版は一話完結で人間ドラマって感じが強かったと記憶してますが、本作は北村龍平監督お得意のアクション作品になってました。
テレビ版では描かれなかった、なぜ怨みの門番イズコになったのかって部分が描かれてました。サスペンスっぽい作りも良かったです。

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ratien

3.5過去鑑賞

2022年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 私的には霊界とかオカルトなどは全く信じていないので、観る前からけなしてやろうかと身構えて鑑賞していたのだが・・・TV版なんて見た事ないし、「おいきなさい」の台詞ひとつでつっこみたかったのに、プロットが見事に組み立てられていてラストでは思わず涙が出てしまったではないか。いや、それでもとにかくツッコミ所を検証してみたい。

・3つの選択の猶予期間が12日って何なんだ?せめて49日とかにしろよ!
・田口浩正は好きな俳優だが、主人公達との関係がわからなかったぞ!
・レイが強すぎる!説明してくれ。
・霊が倒されたらいずこへ??

と、過去に書いた拙レビュー。レビューし始めた頃なので酷い。あ、今もか・・・

【2003年11月映画館にて】

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kossy