「大人数を上手くさばいていました。」劇場版 ONE PIECE STAMPEDE あしんさんの映画レビュー(感想・評価)
大人数を上手くさばいていました。
前回のワンピース映画ゴールドでは、かなりのキャラにスポットが当たり、結果1人1人が薄味になってしまって、自分はあまりよい感想を覚えませんでした。
今回も予告の段階から過去に登場した多くのキャラが出ることが知らされていたため同じようなことが起きるのでは?と心配していましたが、それを上手くさばいていました。
敵キャラかつ映画だけのオリジナルキャラが2人だけと絞ったことで、限られた時間内に敵キャラの深掘りが可能かつ味方の既存キャラにスポットを当てられていました。
中盤から終盤にかけては熱中して見ることが出来ました。序盤について、海賊万博と称し海賊のための祭りと言っている割には、昔の映画の『デットエンドの冒険』の方が『海賊の祭』感あるし、『オマツリ男爵と秘密の島』の方が『すごい祭』感があったかなぁと思いました。
ワンピースを現在進行形で読んでいない人には知らないキャラが出すぎてつまらないかもしれませんが、ずっとワンピースを読んでいる層には嬉しい映画です。
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