霊幻道士Q 大蛇道士の出現！のレビュー・感想・評価

先日、20年ぶりくらいに霊幻道士シリーズを見ました。霊幻道士Ｘです。これはけっこう楽しめました。
続けてこの霊幻道士Qを見たのですが、感想はそれとの比較も入っています。

弟子２人を違う人が演じている。これはすぐに慣れました。

今先の敵である大蛇道士２名。
うち１名は上半身裸の褐色でマッチョな外国人で霊幻道士シリーズに登場するような中国人の人々ではないので強く違和感を感じました。

全体的にコミカルな会話が多く、また敵もマッチョな外国人であり、キョンシーの格好した遺体が大蛇道士に遠隔操作でカンフーアクションしてるだけで町民が殺されてパニックにしているわけじゃないので、ホラー要素はほぼありませんでした。

霊幻道士というより、幽幻道士の後期の作品に近いかな。

大蛇道士に狙われる理由が大した理由じゃないのと、ビジュアルがマッチョな外国人じゃなければ違和感は多少マシだったかもしれません。

ホラー要素が無いのは残念だけど、とりあえず霊幻道士の道士と馬鹿な弟子のフォーマットで楽しめたので評価３としました。

前半が１作目の焼き直しで、キャラクターも大体設定が同じ。

術のシーンがＣＧなので違和感があり、アクションシーンも迫力なし。
時代と言えばそれまでなのですが。

ラム・チェンイン版は、実際火を使っていたので迫力あったし、カンフーも痛さが伝わる程。

懐古主義と言われようとも１作目には勝てない。監督同じ人みたいなのですが（苦笑）

実は、１作目も操れるキョンシーは、冒頭と最後にしか出てきていないのですが、見せ方が全然違う！

それでも「霊幻道士」と言うタイトルだと何故か観てしまう。(笑)