劇場公開日 2018年11月3日

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「【続編が早く観たい!痛快すぎるアクションエンタテインメント】」The Witch 魔女 3104arataさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【続編が早く観たい!痛快すぎるアクションエンタテインメント】

2021年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

・2018年公開の韓国のアクション映画。
・子供たちの特殊能力を開発する研究所から、殺される寸前でなんとか逃げ出した8歳の少女。ボロボロ状態の彼女は記憶をなくした状態で酪農家夫婦に育てられ普通の生活を送っていた。しかし10年後、とあるオーディション番組に出演したことをきっかけに身バレして研究所関連の人々から追われる身となる、という大枠ストーリー。

[お薦めのポイント]
・キム・ダミさんの可愛さと強さが素敵
・かっこよすぎる殺陣
・痛快かつテンポよいアクション
・続編を匂わす終わり方で一気にテンション上がる

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[物語]
・物語としては、よくある設定だと思います。下手したら残念なB級映画になりそうなものですが、本作は全然そんなことありませんでした。久しぶりに、ありきたりな設定でも非常に面白く観れた映画、だと思いました。
・また、物語の「転」でのちょっとした衝撃も、主人公「ジュユン」の圧倒的な凄さや強さを盛り上げてくれて単純に楽しかったです。

[演出]
・とにかく殺陣が凄い。映像技術も加えることで、滑らかかつ俊敏なアクションを楽しめます。主人公「ジュユン」が、潜在意識的に瞬発的に殺し屋たちをなぎ倒した後、純粋な「ジュユン」に戻り、血まみれの自分を震えながら感じる。この演出が、その後の物語の「転」をしっかり際立たせてくれて、印象的でした。

[映像]
・とにかくアクションシーンがカッコいい、につきます。

[音楽]
・特に感じたことはありませんでした。

[演技・配役]
・主人公「ジュユン」のキム・ダミさんが素敵すぎました。ごく普通の、どちらかというと「芋っぽい田舎の少女」としても見えますし、オーディションで勝ち上がっていく「都会でも通用する可愛さのある少女」としても見えますし、魔女として育てられた「残酷無慈悲な少女」としても見えます。いろんな顔が垣間見える演技が素晴らしいなぁ、と思いました。他のメディアで出ているキム・ダミさんとは一線を画すような雰囲気とオーラを感じてしまいました。

[全体]
・序盤は「この映画、本当に楽しいの??」と疑いながら観てしまいましたが、30分もしないうちに、ぐいぐいと引き込まれていきました。最後には「え、早く続きが観たんですけど!!!」となっています。単純に愉しんでみることができるエンターテイメントアクション映画です。しかも、続編の内容が全然わからない・読めない。3部作っぽいような雰囲気がありつつも、何を目的とした3部作なのか、が全然読めないんです。そこにサブタイトルの「THE SUBVERSION=転覆」とくると、何となくは意図はわかっても次が明確にわからない、でも観たい、という「ワクワク感」が凄くなりました。絶対的な強さを持つ「魔女」がこの先どうなるのか、楽しみに待ちたいと思います。ありがとうございました。

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#全体3.8 #物語3.6 #演出3.8 #演技3.8 #配役3.7 #映像3.7 #音楽3.5

3104arata