「起承転結の「結」は続編へ?」The Witch 魔女 arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)
起承転結の「結」は続編へ?
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恐ろしく不穏な冒頭が「起」、ごく普通の女子高生ジャユンの生活からの養父母のため賞金目当てでスター発掘番組に出演、ここまでが「承」、あることを契機に彼女が覚醒(能力の解放?)する「転」。この展開が伏線の張りようも含めて素晴らしい。
何のことはないシーンが「転」に至って、俄然違う意味を持ってくる。そうだったのか!と。
「起」「承」「転」のメリハリを担っているのはジャユンを演じているのが新星キム・ダミ。
特に、終盤のアクションシーンのキレが素晴らしいが、「承」と「転」(「起」の部分は子役が演じている)ではまるで別人である。
監督は『新しき世界』のパク・フンジョン。
感心したのは、アクションシーンの見せ方が上手くてすごく見やすいこと。
ジャユンを作り上げた組織の実態など、十分明かされていないが、これは「結」の部分は続編に持ち越されたからだろう。
最後のアレ、誰よ!
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