「軽妙にして洒脱」ヨーロッパ横断特急 カレーか豚カツかで悩むアラ50さんの映画レビュー(感想・評価)
軽妙にして洒脱
電車を舞台にした作品を、車内のコンパートメントで検討したシナリオと前後しながら、軽妙にして洒脱に映像化していく。
今となってはそれほど驚きのない構成だが、これが1960年代に映画化されているという事実に感心させられる。
意味よりも作品制作のスタイルや切り口、実験性に重きを置いていたのではないだろうか。
駅の売店で購入したグラビア誌が作中でリンクしていくのも面白い。
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