「絶望しかないのに、何故か美しい?」赤い雪 Red Snow ちいまめさんの映画レビュー(感想・評価)
絶望しかないのに、何故か美しい?
救いがないです。
何かを欠いた人間と、下衆で鬼畜な人間と。真実を、記憶をめぐる
追いかけっこ。
暗い色合いの中で絶望に突き進むその容赦のなさが辛くて痛々しくて。
。。。どうにもならない絶望しかないのに、何故か美しい?
どうしようもない人間の汚さ狡さ醜さをこれでもかと描いているにもかかわらず、「怒れ」「進め」と強く背中をたたくような、人間への賛歌のようにも感じられて。とても不思議な気持ちになりました。
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