「階級に縛られるマダムとメイドの物語」マダムのおかしな晩餐会 まっくん a.k.a. エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
階級に縛られるマダムとメイドの物語
予告編の軽やかな印象とは違いつシリアスなドラマだった。重いと言っていいと思う。
女として満たされてはいないマダムと晩餐会を機にロマンスが生まれたメイドとの間にある階級の壁が軸となるが、登場人物のすべてが身勝手で、幸せから遠く離れているようで、なんだか切なくなる。
エンディングをどうとらえるかは観る者に委ねられる。私は新たな出発にエールを贈りたい。
「ヘレディタリー 継承」のトニ・コレットが今作では身勝手なマダムを好演した。彼女、脂がのってます。
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