まっ白の闇のレビュー・感想・評価
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現代日本のリアルな現実
薬物依存症の恐怖をここまで親身になって扱った作品はなかったですね。
誰にでも依存症は存在してます。パチンコ依存・ネット依存・アイドル依存・スポーツ依存・マンガ依存 どんなことでも人は依存して生きてるんですよね。
主人公の彼はその中でも後遺症を伴う悪魔に魂を預けてしまったんですね。
誰もが陥る詐欺などと同じで、みじかに薬物が存在してるのを教えてくれてます。むしろ中学高校などで見せるべきだと思いました。
アメンボ
実兄の影響でマリファナをやって捕まり、留置場で一緒になった男の誘いで覚醒剤にハマった主人公と、その家族の話。
どこまで事実かは知らないけれど家族のこと等は所詮言い訳としか感じられないし、覚醒剤にハマっていく描写はそれなりに見応えはあるけれど「まっ白の闇」を感じさせてくれる程の絶望感はない。
ダルクの人に初めて会った時の描写はタラタラ長いし、その癖回復はあっという間だし。
誰かに悩みを聞いて貰いたいという感性を持っていないからなのか、依存症に限らずだけどグループミーティングの意味合いが自分にはあまり理解出来ないしね…。
実際の本人か家族等、当事者には響くのかも知れないけれど、強調される部分やテンポがちぐはぐだし、自分には物足りなかった。
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