ラスト・マッチのレビュー・感想・評価
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ボクサーに見えないのが、最大の難点
ボクシングの試合前の記者会見のイメージは、
一言コメントしたら、あとは二人並んでファイティングポーズ。
しかし、本作品の記者会見は ただの罵り合い
しかも相手の喋った内容が、主人公の行く末を暗示するフラグとは。
で、この主人公は監督自身が演技
残念ながら、全くボクサーに見えない。
冴えない風貌、当時43歳という年齢、パンツで隠そうとしているし、
あまり映らないようにしているが一目で分かる出来上がってない身体。
試合シーンの演出も、精彩の無い動きは誤魔化せてない。
主題は悪くないと思う。
試合で脳にダメージを受けた元ボクサーと、周囲の者たちの苦悩。
だが、主人公はミスキャスト。
監督自らが演技するのであれば、脳にダメージを受ける経緯は
ボクシングではなく、交通事故など別の設定の方が良かっただろう。
スポーツ関係者なら「6ヶ月の壁」は当然知ってるはずなのに、
いつまでもリハビリを開始しなかった、看護の仕方にも違和感を感じた。
肝心な場面での字幕の誤字は興ざめ。「必要」が「必用」になっていた。
栄光から絶望へ。脳の障害は怖いね。。
タイトル借りです。
B級映画なので情報が全然ない( ̄□ ̄;)
パンチドランカーになってしまったボクシングチャンピオンとそれを支える妻の話。
パンチドランカーというのは、
脳の障害で、認知症と同じような症状です。
なので、認知症患者と置き換えてこの映画を見ても、介護する立場の人間がどれほどストレスを抱えるか計り知れません(ーー゛)
というより、もはや一人で介護するのは不可能です。ストレスで死んじゃうよ( ̄□ ̄;)
あと、チャンピオン時代を共に過ごした友人達が、パンチドランカーになった彼を見た時のシーンが印象的。変わり果てた姿を見て涙を堪えるシーン。。。
もし自分の親友が突如こんなふうになっちゃったら、、、、、って考えたら恐ろしい
主演・監督・脚本を兼任。ボクシング映画ではない
原題は職人。いまいち?
何も言及されていないが長いキャリアをもってしてやっと手に入れたミドル級世界チャンプの地位(WBO)。戦わずしてってあるけど暫定王者なの?初の防衛戦っていうてるから王者決定戦とは違うみたいやけど?団体によってルールが違うから分かりにくい。ボクシングシーンはいうほどあがらず。
1時間たって初めて流れる歌詞付きの歌が良かった。
最後の歌は普通。
初の防衛に成功したのに自分で車運転してすぐ家に帰るって、チームに相談せず即引退表明したのがそんなに気に入らんかったってこと?
主演は残念なライアンゴズリングって感じ。キャリアはあって出演作何本も見てるけどあまり記憶になし。奥さん役は微妙なロザムンド・パイクって感じ。2人ともイギリス人顔。
パンチの影響で記憶障害と運動障害に陥る様はかなり痛々しい。生まれたばかりの赤子がいるのに父親が子供返りしてるとかまじひさん。この辺は引退後のボクサーの哀愁がかなりくる。
介護の難しさも感じる。愛しているというだけで一人で抱え込むのは無理。周囲の助けがあって初めて要介護者も介護者も救われる、という部分は日本の高齢化社会の現状にも通じる。
セックスはするがブラはしたまま。
パンチドランカー
イギリスの海がチラっと
こんなボクシング映画があってもいいよな
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