「サメエキスサプリかと思った。」ディープ・ブルー2 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0サメエキスサプリかと思った。

2020年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 19年前の『ディープ・ブルー』ではアルツハイマー治療薬研究という、ある意味高尚な研究だったけど、今回は怪しげな薬。製薬会社社長のアーロン・デュラント(マイケル・ビーチ)が自ら治験し、自分の知性を高めていた・・・?何だかEPAやDHAといった血液サラサラ、頭が良くなるとかいったサプリから閃いたんじゃないかと思うチープな内容でした。

 そんなどうでもいいストーリーだったけど、フカヒレの乱獲問題や、ホオジロザメもそれほど危険じゃないという豆知識。ホオジロザメの10倍怖いというオオメジロザメが中心となるのですが、サメと一緒に生活してきたというダニエル・サブレ演ずるカルブーン博士の水中映像もきれいだったし、サメを保護しようという団体の存在もわかった。

 中心となるパニックシーンはCG満載で恐怖感もなく、いきなり水中から飛び出してくるとか、驚かせばいいんだよ的な安易な作風でした。残念・・・

kossy