チャイルド・オブ・ゴッドのレビュー・感想・評価

とにかく酷い、何を伝えたいのかわからない映画。評価最悪。スコット・ヘイズの狂気に満ちたクレイジーさはすごく演技なのかわからなかった。

　青年が山で暮らすことを選択する『イントゥ・ザ・ワイルド』という映画が大好きなのだけど、この映画の主人公は山で暮らす以外に選択肢がない。そんな悲惨な状況で仕事もなく、狩りやニワトリ泥棒で飢えをしのぎ、友達もおらず、だれからも嫌われている。実際、近所にいたら迷惑なタイプ。勝手に人の山小屋に住み着く。その上嫌われ者で警察にも目をつけられていてどん詰まりだ。元気が良すぎて若松孝二監督の『暴虐魔』のように展開する。元気が良すぎるのもつらい。

　野グソをして棒で尻を拭いていたのが衝撃的だ。