「思春期の少年が色気ぷんぷんお姉さんと対決して大人になる話」ザ・ベビーシッター かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
思春期の少年が色気ぷんぷんお姉さんと対決して大人になる話
思春期の少年が色気ぷんぷんお姉さんと対決して大人になる話。
金髪美女が殺人鬼って設定は面白い。歳上のお姉さんが、思春期のショタをぶっ殺そうとする設定は新鮮。ただ実際ビー(美女)が殺したのはメガネ1人だけだし、そこまでイカれてなかったなー。メガネ殺るシーンは予告編でもあったし。観る前はバンバン殺りまくるヤベー殺人鬼かと思ってたから拍子抜け。ビーが澄ました顔で銃ぶっ放したり、ナイフでザクザク殺る姿をもっと観たかった。ビーよりビーの仲間の方が出番多かった印象。
ビーの仲間たちのキャラが濃くていい味してる。おしゃべりな黒人、ミステリアスな女、半裸男、みんな個性的なキャラで好き。それだけに退場が早くてあっさり殺されちゃったのが残念。俺は特にソニア(ミステリアス女)が好き。決して美人ではないのだけれど、観てるうちに美人に見えてきて抱きたくなった。化粧とか喋り方とかに惹かれたのかも。光属性のビー、闇属性のソニア、って感じで対比っぽい。まあでも1時間30分の尺じゃキャラを掘り下げるのは難しいか。
思春期からすると大人達の世界は輝いて見える。現実はそれほどイイものじゃないけどね、って考えさせられた。思春期からしたら、男女が一緒に寝る=やる、みたいに思えるけど現実はそんなに甘くはない。
特に印象に残ったのは「ベットでコールの母が父のアレを動かしてる」シーン。母が父をしごいてるのは笑った。実際にあんな感じの夫婦いそうでリアリティあった。やってると思ってた両親がまさかあんな事になってるとは...コールが知ったら驚くだろうな。
もし思春期真っ只中に、ビーみたいな美女がベビーシッターに来たら我慢できません。俺だったら抑えられないです。ビーになら殺されてもええぞ。