ハナレイ・ベイのレビュー・感想・評価
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心がざわざわ
静かなんだけどなんか心がざわざわした。
何かに取り憑かれたかのように息子が死んだハナレイベイに毎年行く母親。
印象に残っているのは吉田羊さんの「息子は嫌いだったけど愛していた」ってセリフ。これが全てなんだろう。
美しくて悲しい映画。
テラスハウスのハワイ編に出てたサーファーのガイくんが出てたのにはビックリした笑
村上虹郎がいいですね。好きな俳優です。
吉田羊さん終始素敵でした。
コーラをこぼした
川口市では、駅前のアリオでしか上演してないので封切の日に見に行った。
ダイエットコークを買ったのですが、全てこぼした。
もったいない。
映画では、葬儀のシーンに感動した、真言宗の理趣経が流れていた、ふつう真言宗では木魚を叩かないのに理趣経を木魚で演奏していた。
主人公は息子さんのことで10年も悩みます。
お坊さんは、そうならないように葬儀をするのですが、最近になって、一人息子さんを亡くしたお母さんってこんなものかなあと思うようになった。
息子の成長するにつけて、亡くなった旦那さんににてくる。
息子の部屋に泊まっていた彼女のパンツを洗って息子に渡すのですが、そのとき息子の嫁という感じで、新しい家族っていう喜びがあったのですが、息子に「もう来ない」といわれてしまう。
息子だけがたよりのはずだったのだが、ここで裏切られてしまう。
その、一人息子さんが亡くなったのだから、やっぱり、癒されるのに10年かかっても、しょうが無いですね。
2月にDVDが発売されるのが楽しみですね。
ジャップは俺らが守ってやってるんだ!このボケ!
息子を亡くしたサチの喪失感。そして10年間の時を経て、生前のタカシと同じ年代の青年と知り合い、改めて失ったモノの大きさを知り、再生への道を歩みだす。と、筋を書いてみると、やはり短編集の一編なんだと思うのだが、その中には死生観だとか、現代のアメリカ人の日本人に対する上から目線だとか、考えさせられるポイントが印象的だった。
映像だと、真っ青な空の下でサーフィンするところが爽やかに映っていましたが、ブルーシートを捲りながらスケボーする光景の方が楽しそうに感じました。紺碧の空、海なんて日本じゃ見られそうにもない。こんな鮮やかな色の下では喪失感に浸ることもできず、親子の間で口論が絶えないところからみると、サチは息子の死を受け入れられなかったんじゃないだろうか。特に検死官の「怒りと憎しみの中で死んだ兵士に比べれば、自然の流れの中で死んだ」という言葉に癒されたような表情もあった。また、肉親の死は時が解決してくれると思うのですが、サチの心はハナレイ・ベイで過ごす限り、時が止まったようにも感じとれました。
原作はもちろん読んでないし、恥ずかしながら村上春樹作品だってひとつも読んだことがない。だから、全体が文学的な風景の中で、突如として登場した元マリーンの男が村上春樹の思想の断片のように感じられたのです。岩国にも海兵隊として駐留していたことのあるその暴力男は「日本は俺たちアメリカ人が守ってやってるんだ」と吐き捨てる。今でも蔓延るアメリカ人の日本人ヘイト。日本人はジャップであり、イエローモンキーであり、真珠湾に奇襲をかけた野蛮人であるのだ。「俺たちアメリカ人が必死で戦ってるのに、呑気にサーフィンなんぞしやがって!(この台詞は想像です)」と。それほど強く印象に残りました・・・
そして片足の幽霊の話も強烈でした。幽霊であっても会いたい親心。吉田羊の振り返るラストショットが爽やかでした。また、木の根っこを叩き蹴飛ばすシーンもいい。写真と頑なに受け取り拒否していた手形によってようやく涙が出てきたサチ。彼女がカウアイ島に受け入れられたい表現なのだと感じたのですが、どっちなんでしょう・・・
ちょいネタバレ
原作村上春樹
綺麗で静かで泣けました
主人公の吉田羊さんもだけど、だれかの死をまとった登場人物が何人もでてくる
ハワイ(アメリカ)が舞台なのと、村上春樹なので、戦争での死(朝鮮戦争、イラク戦争)、銃で撃たれて殉職した警官が、「日常」として出てくる
日本もこうなっちゃうのかなあなんてぼんやりあたまに浮かんでしまう
銃は無いと思うけど、戦争は危うい
若者たちはそんなこと無関係にキラキラしていた
虹郎くん綺麗
息子役の俳優さん サーファー設定とはいえ筋肉ムキムキすぎない?と思っていたら、ジェネレーションズ…の佐野さんという人だそうです
やっぱりEXILE系は全くわからん
でもこれで覚えました
帰ったら原作を読み直そう
愛する者を失った悲しみ
19歳の息子を亡くした母親の物語
彼女はカウワイ島のハナレイ・ベイと言う海で死んだ息子を思い
毎年この地を訪れる
海を眺め本を読み時が流れるさまが
淡々と描かれる
が その時の彼女の思いが
伝わって来て悲しくて切なく思うのは
私も母親だからだろうか
そして10年たった時 このハナレイベイで
息子が死んだ時と同い年の少年に出会い
そこからが 物語が一気に進みだす
母親を演じる 吉田羊がとても良かった
台詞などはあまりないが
母親の悲しみ 後悔 つらさなど
痛いほど刺さる
みな愛する者はいつまでも
死なないと思っている
そこで いい加減に答えたり
傷つけたり
そして失ってから 気づくのだ
前で物語が一気に進みだした時の
吉田羊には さらに泣かされます
息子を持つ母親には特に観てもらいたいです
それと
ハナレイ・ベイの
海と自然の美しさにうっとりしました
吉田羊の映画。
佐野玲於くんが出演するということで鑑賞しに行きました。
原作の小説は読んでいません。
音楽もほとんど無く、舞台がハワイなので淡々と物語が過ぎていく感じでした。ただ、眠たいとかつまらないとかではなく引き込まれる感じでした。
主演の吉田羊さんがとても魅力的でびっくりしました。
母と息子の物語なので未婚子なしのわたしは感情移入はできませんでしたが、同じ列に座っていた年配の女性は泣いていました。
あと単純に現地に行ってみたくなりました。
※佐野玲於くんの登場シーンはそんなに多くないです。
あと、劇場で佐野玲於くんの写真がもらえました笑
吉田羊、時々、ハワイの情景
ここまでの時間、スクリーンいっぱいに映る吉田羊を堪能した作品は初めてかもしれません。
それもあってなのか、はたまたストーリーが大きな起伏なく進んでいくからなのか、"吉田羊のプロモーション映像"っぽく見えてしまったのは私だけではない、はず。
背景のハワイの美しい景色の数々がさらに拍車をかけた気もします。
しかし景色の切り取り方は本当に美しかったですね。
内容の感じ取り方は小説のように人それぞれな内容ですが、個人的には「今と自分自身を受け入れること」かと。
これが本当の未来へと歩んでいけるのに必要なのでしょう。
あとタカシが嫌いだった原因。これは元をたどっていくとタカシはサチの"愛"を受けたかったんでしょうね。それが上手く受けれなかった。互いに不器用だった。
最後のシーンのあとは、どうか互いに愛を感じられるような結末であれ、そう心から願ってやみません。
家族や友達をもっと大切にしようと思いました
吉田羊さんの演技が素晴らしかったです。最後の方に力強く木をおすシーンがあるんですけど美しいカウアイ島の自然にどうやっても抗うことができないという吉田羊さんの辛い気持ちがすごいつたわってきました。
手形に手を合わせて泣くシーンは思わず涙が出ました。
玲於くんのたかしがほんとにはまり役でよかったです!
1番最後は羊さんはたかしに会えたのでしょうか?最後の羊さんの顔がすごくよく感動しました。
自然に涙が出ました
原作は先に読んでいました。
あの短い文章を映像化するのは大変だったのではないでしょうか...
吉田羊さんの演技良かったと思います。
私もシングルマザーですが、あんなに良い生活は送れていませんけど、息子を持っていますので、気持ちはとてもわかります。
羊さんの、息子に対するあの態度。息子の玲於くんの演技、傍から見たらムカつく方が多いと思いますが、あれはあえてあんな演技をされたんだと、本当はお互いの事を好きだけど、素直になれなくてあんな態度をとってしまうんだって私は思っています。
最初は死を受け入れる事が出来ずに、理解できずに、10年かけてやっと、受け入れる事ができたんですね。なんで、玲於くんは私の前には出てきてくれないの!って、虹郎くん達には見えて私には見えないの?って、こんなに会いたいのに、貴方のことを愛してるのに...
ぶつける所がなくて、あの大きな樹木にぶつけていましたね、、、あの辺で自然と涙が出てきました。自分も息子がこんな目にあったら、すぐに受け入れる事ができるのか?羊さんのように、毎年通う事はできないけど、似たような事はしてしまいそうな気がします。
息子の写真すら持っていないのには驚きましたが、最後には見せる事が出来て良かったですね。私も同じ物を持っている事は幸せです。
撮影は海外のチームだったと聞きました。壮大な景色、サーフィンのシーン等々、ハワイっていいな、自然は怖い事も多いけど、癒される事も多いんだろうな、ちょっと行ってみたいなと思いました。
皆さんの演技、とても良かったと私は思います。虹郎くんが良い味を出してましたね。
羊さんがちゃんとサチになれて、いや、サチが羊さんでよかった。ハマり役だと思います。
本当は玲於くんファンで見に行ったのですが、出番は少なかったけど、原作にはない部分を玲於くんなりにちゃんと演じれていたと思います。タカシが玲於くんでよかった。
素敵な映画をありがとうございました。
よくわからなかった。
玲於が好きでこの映画を観れるのを
楽しみにしてたけど、、、玲於の出番は少しだけ。
最後の方でお母さん役の吉田羊が木を力強くで
押してたが、何をしたいのかわからなかった。
最後は玲於が登場するのかと思ったけど
そのまま終わってしまった。
最初の方は泣けた。
静かな映画
印象には残る映画だけど、
何とも何がって説明はできない感じ。
展開を求める人には退屈かも。
映画館じゃなくて、雨の日の昼間に暗くても電気も付けずにビール飲みながら観たい映画だね。
二人のサーファーがでてきて、
会話が生まれて少し安心したかも。
ガイさんの素朴そうな棒読みも逆に良かったわ。
手形じゃなくて写真だったのはなんか(笑)
ウケる(笑)
エグザイルファン狙いなのかこの映画は。
作品自体は文学的なのに、よーわからん
そこだけは(笑)
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