「時が流れて静かに受け入れる」ハナレイ・ベイ ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
時が流れて静かに受け入れる
息子が突然亡くなった。
仲は決して良くないけれど、1人で育ててきた息子だった。悲しみは静かに広がっていく。
毎年同じ時にハワイに来て同じ場所に座り続ける。
彼女の心はどこにもいけない。
ある時片足のサーファーがいるという話を聞いてから止まっていた歯車が動き出した。
少しずつ息子の死は彼女に染み込んでいくのだった。
吉田洋の演技が秀逸でした。
狂わんばかりの気持ちがあるのに外になかなかだせない。淡々としたセリフと深い悲しみの目が印象的だった。
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