「愛する者を失った悲しみ」ハナレイ・ベイ ともちんさんの映画レビュー(感想・評価)
愛する者を失った悲しみ
クリックして本文を読む
19歳の息子を亡くした母親の物語
彼女はカウワイ島のハナレイ・ベイと言う海で死んだ息子を思い
毎年この地を訪れる
海を眺め本を読み時が流れるさまが
淡々と描かれる
が その時の彼女の思いが
伝わって来て悲しくて切なく思うのは
私も母親だからだろうか
そして10年たった時 このハナレイベイで
息子が死んだ時と同い年の少年に出会い
そこからが 物語が一気に進みだす
母親を演じる 吉田羊がとても良かった
台詞などはあまりないが
母親の悲しみ 後悔 つらさなど
痛いほど刺さる
みな愛する者はいつまでも
死なないと思っている
そこで いい加減に答えたり
傷つけたり
そして失ってから 気づくのだ
前で物語が一気に進みだした時の
吉田羊には さらに泣かされます
息子を持つ母親には特に観てもらいたいです
それと
ハナレイ・ベイの
海と自然の美しさにうっとりしました
コメントする