劇場公開日 2018年5月26日

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「ブルースそのもの」I AM THE BLUES アイ・アム・ザ・ブルース supersilentさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ブルースそのもの

2020年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ブルースがアメリカを離れ、英国にまで飛び火し、ビートルズやストーンズ、クラプトンらが世界的な名声を得ていく。そのビートルズすら解散してしまった後に生まれた自分には、オリジナルブルースは幻そのもの。

最近でこそYouTubeでロバートジョンソンやミシシッピジョンハートを聴ける時代になったけど、今までは商品としてパッケージングされた「ブルース」しか知らなかったように思う。この映画を見て初めて、ブルースが商品化される前の、素材そのものに触れた気がした。

マーティンやギブソン、フェンダーのビンテージギター、ビンテージアンプじゃないとダメなんて拘ってる自分には、ブルースをやる資格すらないんだろうと自覚しつつ、それでもなおブルースやジャズの魅力に取り憑かれて、最近はアメリカ史含めて再勉強中。YouTubeもプライムビデオも勉強ツールとして圧倒的に有用でほんと感謝。

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