「結局、何か罪を犯した者が「配達人」として手紙を届けさせられる事と、...」デス・レター 呪いの手紙 Fate number.9さんの映画レビュー(感想・評価)
結局、何か罪を犯した者が「配達人」として手紙を届けさせられる事と、...
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結局、何か罪を犯した者が「配達人」として手紙を届けさせられる事と、「魂を差し出す代わりに老いない」という契約にどういった関係性があるのかさっぱり分からない。その手紙が届けられるのが契約のタイムリミットってのは分かったし、罪を犯した者が「配達人」をやらされるってのも良いけど、あの老婆(悪魔?)が何者か分からないので、何で素直に手紙を配達しただけで過去にタイムリープ?させて罪を無かった事にしてくれるのか意味不明。もうそれって「呪いの手紙」じゃなくて「救いの手紙」じゃね?(笑)。ペナルティは勝手に手紙を開封する事くらい。加害者にとっても被害者にとっても、めちゃくちゃ素晴らしいシステムでは?こんな過去改変が出来るという事は、あの老婆は悪魔どころか神様なのか?しかし神様にしては魂と引き換えに老いない契約をさせたりと、やっている事が悪魔的だし、そもそも何で「不老期間終了のお知らせ」を目的も知らされていない配達人まかせで渡してんだよって話だし、何が目的なのかよく分からん。
他にも突っ込み所としては、受取人が手紙を受け取らずに逃げ続けたらどうなるのかとか、配達人はただの一般人なわけだから、受取人がセキュリティの高い建物に住むVIPで、予め秘書とかが手紙を開封してしまったらどうするつもりなのかとか、魂と引き換えと言う割りには不老の期間が短すぎないか?等など、色々とメインの設定に気になる部分がある。
盛り上がり所も無いし、雰囲気だけで詳細な設定やオチは何も考えて無さそうな作品。
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