映画刀剣乱舞のレビュー・感想・評価
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好きな人は好きなんじゃないかな
舞台版のキャストを起用した時点で殺陣を物凄く物凄く物凄く!楽しみにしていたんですが…期待しすぎた私も悪かったのでしょうが、まぁ…うん、まぁ…っていう気持ちになりました。カメラのカット割りやらCGやら組み合わせてめちゃくちゃカッコ良くなるって思ってたから残念です。
あと世代交代ってので幼子が出てくるの気持ち悪くなかったですか?脚本の方が男だらけなんだから女がいないのはおかしいっていう感じの事ををパンフかなんかで言ってたんですがまぁ女を審神者にするのは別に良いとして、幼子である必要は??他の方も言ってましたが、幼子に指揮させるの?と。主だからと従ってたら確実にみんな折れるよね。戦術が分かるようになるまで本丸の刀剣男士が代わりに指揮とるって事なのかな?何年掛かるんだそれ…それなら審神者は何もできない力だけ与えるドリンクバーか何かかな?っていう。
あと刀剣乱舞って、それぞれはそれぞれの本丸があります。って言ってくれてるけど、この映画で世代交代ってどの本丸でもあるみたいな扱いに感じられて滅茶苦茶不快でした。とりあえず私の本丸は私と初期刀から始まり、次々と増えていく仲間とずっと一緒に戦って来た歴史があるのだから私の死後に軽々しく政府が決めたやつだかなんだかわけわからん奴に…しかも幼子についで欲しくはないかな。
あとムビチケめっちゃ買ったからまた観に行かないといけないのしんど。
低予算で頑張った
スタッフは低予算でよくここまで頑張った。
(☆はスタッフさんへの評価)
でも刀剣乱舞の映画としてはふざけんなの連発。
なんで太刀大太刀が室内戦でそんなに強いのか?
なんで太刀大太刀薙刀槍が夜戦でそんなに強いのか?
ゲーム性は無視?
ラストに刀剣男士全員が出てくることからこれがステ本丸だとわかるけど、
だとしてもこれって刀剣乱舞の映画でしょう?
本編も二次創作で見かける展開で別に公式監修映画としてやらなくてもよかったなって思う。
出陣遠征で本丸に刀剣が2本しか残らないってどんだけだよ...
結局2.5舞台の延長でイケメンがキャラの格好してかっこよくチャンバラしてれば満足の客層が大きく騒ぎ立ててるだけ。
殺陣も一般人レベルだし特撮慣れしてる人からすればカメラワークも微妙だし滑舌もクソですごく微妙。
もっとお金かければ頑張れたのかな?と思うけどそもそもゲーム性無視してるし原作大好きが見に来てるか2.5舞台キャスト見に来てるかで評価別れると思う。
うっかり大絶賛
ゲームをリリース後に半年やって、その後はSNSで情報を少し追う程度。
アニメや舞台は全く興味なく。
実写はどちらかと言うと否定派寄りの慎重派。
映画予告を観て、これは期待できるかと暇潰し程度の軽い気持ちで観に行きました。
結果。
近年、稀にみる良質な実写化映画でした。
まずターゲットが原作ファンに向いている実写化です。
(起用俳優ファン向けや芸能事務所向け。製作陣の独自解釈実写ではありません。主に原作ファンが観ることを大前提としているタイプの実写化映画です)
実写キャストの予備知識がなかったのが、逆に良かったのかも知れません。
まず実写化映画に良く見られる、演じてます感、キャラクターにまだ慣れてません感がほとんどありません。
所作、仕草、表情、台詞の間合い、タイミング、声音、どれもゲームをリスペクトした並々ならぬ努力が垣間見れるほどクオリティが高いです。
殺陣も「予め決められた動きでタイミングを合わせてます感」が少ない。
全くないとは言えませんが、カメラワークの演出も相まって全く気になりません。
なぜかと思えば、キャストは刀剣舞台ですでに役に馴染んでいた方々だったんですね。
その予備知識がなく元の期待値も低かったため、上映中はキャスト陣の見事な刀剣男士っぷりにただただ圧倒されました。
総じて三日月。続いて山姥切、日本号、薬研はビジュアルも含めて特に素晴らしかった。
元がイラストレーションのキャラクターなので、少々コスプレ感が出てしまうのは致し方ない部分だと思います。
それをほとんど感じさせない、違和感をカバーしきる彼らの雰囲気、演技力に脱帽です。
三日月のあの優しげな眼差し、じじいめいた台詞回し、優美な身のこなし、慣れた刀と衣装(袖)さばき……。
作品の粗のほとんどをカバーしていたのは彼だったと思えるほど。
時間遡行軍のビジュアルも良いですね。
衣装やメイクさん、本当にレベルが高くて文句のつけようもありません。
最後、次から次へと赤い雷が落ちて敵勢が押し寄せるシーンの絶望感。
大太刀ってやっぱ強いんだな、と納得。
そして途中からそうだろうと予想は立ててましたが、ゲーム中の新しい刀剣男士のドロップはこういう事情だったのか!?と興奮してしまうような、最後の加入演出。
殺陣のカメラワークも素晴らしかった。
殺陣の予定調和の動きやワイヤーアクションをそうと見せない、見事なフォロー。
スピーディで、迫力があり、違和感は隠し、動きは分かりやすく。
カメラを動かしすぎて、何をしているのか分からない誤魔化し演出の作品がままありますが、今作品は匙加減がとても絶妙でした。
ストーリーも非常に良かったですね。
本能寺の変については定説はあれど、多くの謎と逸話、if説がありますよね。
信長は抜け道から落ち延びていた。
信長暗殺は秀吉の謀略説。
それらの歴史ミステリーを上手く中核に据えて物語をまとめる。
これだから歴史は楽しいのだと、歴史エンターテイメントの醍醐味を見ました。
刀視点での歴史の見方は新鮮で、ゲームでは感じきれなかった部分がとても鮮烈に印象に残ります。
個人的に審神者は老人か子供が好きだったので、そこも自分の趣味と合致してたまらなかったです。
100分があっという間で、とても綺麗にまとまっていました。
すぐに時間を作って2度目を観ようと思います。
最高でした
炎上しやすい2次元からの実写化というジャンルでしたが、元々2.5の舞台で起用していたキャストさんをそのまま使った、という点で今若手の人気俳優などを起用するより原作ファンにとっては良かったと思います。元々刀剣乱舞という世界観を使っての舞台に立っている方々だったので一人一人の個性や立ち回り、動きをよく分かっていて再現度が高かったです。
今回は三日月宗近というキャラを掘り下げて描写して、他のキャラとの関係性などをあまり掘り下げなかったことで短い時間の中で綺麗にまとめることが出来たと思います。真実を知っていても誰にも言えずに1人で解決しようとする参謀ポジションの三日月と三日月に不信感を抱きつつも最後には三日月の思惑を知り、三日月に対して三日月も自分たちの本丸だ、と救いに行く所は鳥肌モノでした。
今回、今まで他のアニメや舞台などで描かれる事のなかった「織田の刀」としての薬研藤四郎が描かれていることも印象的でした。「粟田口」としての薬研藤四郎はアニメ花丸で描かれていましたが、織田としてはなかったので斬新でした。
その他にもゲーム中やアニメで「あの男」呼ばわりしている織田信長に対して敬意を表す長谷部。織田信長、森蘭丸を引きずらずに本丸の主の刀として成長した不動行光。顕現したばかりにも関わらず自分の戦う意味を劇中で見出した骨喰藤四郎。出番は少ないものの、三日月の思惑を知り本丸を支え、年長者としての威厳を見せる鶯丸。長谷部とのアニメやゲームと違った関係性を見せる、頼れるイケおじの風格の日本号……などと魅力で溢れている作品でした。
殺陣のシーンも地形や場所で刀の強さの変化があることや、キャラによって戦い方が違うこともよく表現されていると思いました。
1回目なのでストーリーを追うことで必死だった部分もあったので2回目で落ち着いて見ればもっと深くこの作品にハマることが出来るだろうと思いました。1回目より2回目、2回目より3回目……と見れば見るほど面白くなる作品だという感想を見たのでまた日曜日に劇場に足を運ぼうかと思います。
ただ、欠点を上げるとしたら上映映画館が少ないことです。私の最寄りの映画館では放映されてなく少し離れたことろまで見に行かないと見れないのが少し不便です。県によっては放映している劇場がないところもあるとか……。放映する映画館を増やして欲しいです。
最後に、この作品に関わってくださった全ての方々にお礼を言いたいです。
映画刀剣乱舞を作ってくださってありがとうございました。
普通の映画として見たかった
ネタバレあります。
日頃からゲームをプレイし、2.5は一通りチケット戦争に参加している審神者です。
現在2回映画を見て思ったことを書きます。
1度目は推しのキャラクターが出ていること、最後に舞台のキャストが出て来たことに感極まって泣いてしまったほどでした。
しかし、2度目に落ち着いて映画を見て、正直なところ「そんなに面白くないな?」と思いました。
前半はとても好きです。このテーマというか、設定で「刀剣乱舞ではない一般の」映画を見たいくらいです。
しかし後半の世代交代はいらないと思いました。
本丸が手薄な時に攻めるのが狙いならば、歴史干渉が多くて遠征が長引いている、だけで良いのでは?
本当は本丸を攻められることすら蛇足に感じていますが、それがないと本丸が手薄になってきる理由に繋がらない、鶯丸が闘えない、など色々理由があると思うのでそこはいいです。
そして大太刀が弱い、全員で囲んで倒すという特撮感。
とても子供向けのように見えました。
刀剣乱舞のキャラが好き、俳優さんが好きな方には良いと思います。
歴史映画としてはいまいちです。
特撮として観ても…
舞台のキャストさんが出ているのでネタバレなど踏む前にと初日に観にいきました。
舞台のキャストさんが多いので、迫力のある殺陣が観られるかと思いきや、まったく役者さんの良いところが出てなく、殺陣師が変わるだけでこんなにも違うんだなと残念に思いました。
内容については、誰もが知っている本能寺の変について、秀吉の御腰物帳に薬研があるというのを説明するための逸話などを軽く使用していたので、歴史を知らない、わからないなど毛嫌いしてる方々もわかるように作られているので
凄くわかりやすいかと思いますが特に驚きの展開はありませんでした。
あと、日本号のスエットつなぎはみていて最初誰かと思いました。それであれば内番着やせめて非公式で絵師様が書かれているものにしていただきたかったです。
そして、最後に主が交代して幼子になった主という設定は違和感しかありませんでした。
あと舞台のメンバーを集めて特別出演させているのも正直嫌でした。
映画と舞台は違う本丸といっておきながら、あれだけ舞台版で出ている役者を揃えて、
映像についても、アクションシーンがぶれすぎてて、非常に見にくいですし、引きで気が抜けてるのが映っていて、がっかりしました。
秀吉を演じてらっしゃる八嶋さんの演技は唯一もう少しみていたかったです。
最初の信長が討たれた一報うけたときの演技は本当に最高でした‼
今回の映画は2,5の入り口としてみて、刀ミュ観てみたい、刀ステ観たいという方々が少なからずいて、刀剣乱舞とはどういうものか?とそのきっかけとして観るにはいいと思います。
刀剣視点でみる歴史とは。
原作プレイしてます。
舞台も観てます。
ゲームしつつ舞台も観ている身としては、
楽しめました。
織田信長を討ったのは本当は
豊臣秀吉で、刀剣として秀吉の元に居た
三日月宗近だけそのことを知っていた、
という刀剣目線のストーリー展開でした。
舞台とは全く違う視点ですね。
個人的には秀吉が信長を討つという流れは
嫌だなぁ、と思いつつも、
秀吉演じる八嶋さんの演技がものすごく良くて。
コミカルに見えて、すごい役者さんだと改めて
思いました。
あとは、刀剣乱舞に出てくる刀剣の
来歴だったり付喪神としての性格とか
分からない初見の方は楽しめるのかと。
例えば、へし切長谷部がへし切と呼ぶなって
何で言うのかとか。
普通分からないよなー。。。
アクションももっと欲しかったです。
刀剣乱舞なんだもの。
相変わらず刀剣男士たちはイケメンばかりです。
そこは申し分ないです。
実写化としてはよい
ゲーム、アニメ、舞台はほぼ履修済みです。
刀剣乱舞の実写化劇場版としてはよかったと思います。
キャラの特徴も掴めていたしそれぞれのキャラに活躍のセリフや場面があり楽しかったです。ラストも人によっては地雷かもしれませんが、刀剣男士達が戯れて楽しそうなシーンは大変かわいくてよかったです。鶯丸の笑顔が素敵すぎた。気になる所といえば結構みんな疲れているのにあんまり怪我してる風に見えないな~という点と新キャラの顕現の仕方(審神者なしで顕現したということ?)、その新キャラに敵役をやらせたので仲間に入った時もへ~刀剣男士だったのか~誰だろ~っていう反応になった点です。
また一映画としては、歴史の解釈的を刀を通して顕にさせる手法が刀剣乱舞の設定が生きていてとてもよかったです。ただ大きな盛り上がりにかける所と笑っていいのかそうでないのか微妙な雰囲気の場面が多かった点は一般受けしづらいのでは…と思いました。
いずれにしても優等生のような仕上がりで特段批判する大きな瑕疵もない、ですが今ひとつどっちつかずなイメージの作品でした。
ぜひ次は違う刀剣男士達で第2弾して欲しいです。
古参にも全く知らない人にもおすすめしたい
審神者歴3年半の古参ですが、またまた新しい発見がたくさんできてとても楽しい100分間を過ごせました。
映像については強いて云えば、CGが少しチープでした。でも特撮らしくて私は好きです。
戦闘シーンは役者の方々の殺陣も、カメラワークも素晴らしく、その上一振り一振りの特徴が取り入れられて魅力的です。
物語はハイスピードに進みますが、理解できるように調節して作られています。それぞれのキャラクター像も物語の中ですっと無理なく捉えられると思います。
あと、ラストシーンの幼い少女を囲む男士達がすごくかわいかっです。愛しい……つい頬が緩んでしまいました😄
彼らは刀であるけれども、優しくて人間が大好きな神様でもあるんだなと再確認できました。それはきっと人に打たれ、使われ、その熱い心に触れた「物」だからなのでしょう。
気がすむまで何回でも観に行きたいです。
原作ファンから見れば大成功
レイトショーにもかかわらずほぼ満席でした。
流石の人気ですね。
私は原作含めメディアミックスをほぼ網羅しています。
個人的な意見として、舞台刀剣乱舞(ストレートプレイ版)が好きな人向けであるということが大前提な映画かと思いました。
特に終盤はまさかの展開と舞台版ファン胸熱の展開があるので、お好きな方は見るべき作品です。
あと長谷部がとにかく美味しい役持っていく。
ただし映画としての評価はまた別物かと思います。
つまらないわけではない。
原作を尊重したストーリー、大画面で見るキャラクタービジュアル、味のある(言ってしまえばちょっとチープな)VFX、体を張ったアクション、どれもよかったです。
なんならお隣のおねえさんスタート5分からエンディングロールまでノンストップで泣いてましたし。ちょっと心配になりました。
うーん、と思った原因を羅列すると、
(配慮はしてますがちょっとネタバレ)
・単純に期待値が大きかった。
・アクションシーンはもっと凝れたと思う。
予告編のクオリティはごく一部。
(これは予算の都合もあったのかな。)
・ストーリーにおいての山姥切のポジションがよく分からなかった。
このメンツなら宗三を入れた方が物語として面白かったと思う。
・活撃版アニメからの疑問だけど、なぜ大太刀が強敵扱いなのか?
・三日月の自己犠牲が腑に落ちない。
三日月が残ったのは勝機があるからだと思ったらあっさり窮地に陥っているのはちょっと…。
結果的にハッピーエンドになったけれど、それって結果論だよね。
・完全に好みの問題だけど、秀吉の演技が鼻についた。
※一度きりしか見ていないので、見落としがあるのかもしれませんが。
とりあえずとうらぶを知らない人にはオススメしにくいと思いました。
イケメンが好きな人なら連れて行けるかも。
続編が出たら見直そうと思います。
戦隊好き殺陣好き時代劇好きは見るべき
刀剣乱舞というゲームもしてます。
舞台版刀剣乱舞も観てました。
完全に推しキャラクター、若手俳優目当てで行きました。
が、予想以上に勢いのある熱量のこもった作品でした!
最近は時代劇もチャンバラもテレビで見なくなりましたが、
これは刀剣が物語るお話、殺陣が尋常なくカッコイイです!
個人的には時代劇でも中々ない短刀のさばき方が良かったです。
あと、衣装のひらみ。
ストーリーは本能寺でもし信長が生きていたらっていうのは誰でも考える話だと思うんですが、そこは小林靖子さん。
「そう来るか!」と伏線回収してくれます。
個人的に逃げた明智光秀どうなったか気になりますが、続編とか来たりします?
山本耕史さんの数々の逸話にふさわしい信長っぷりと
八嶋さんの抜け目ない秀吉っぷりも見物です。
刀剣乱舞ファン以外にも観て欲しいです!
とうらぶ好きとして
はじめにこのレビューはネタバレを含みます。
個人的に映画 刀剣乱舞はネタバレなしに見るのが一番面白いと思うのでお気をつけくださいませ。
小林靖子脚本とのことで一体どんな悲劇が、もしかして推しが折れるのではとハラハラしていましたが一先ず大団円で安心しました。
刀ステが好きな方には三日月が救われて良かったと感じるかもしれません。
何より、発表されていた以外の刀ステキャストがほんの一瞬ですが映るので嬉しいと思います。
出なくて悲しかったあのキャラが出ます。
そして新刀剣男士が現れます。
ゲームにもいない、刀ステとはまた違った新刀剣男士。
全くのお初なので良いとか悪いとか似てるとか似てないとか全く判断できません。
でも正直いきなり仲間になられても……と感じました。
ゲームで言うドロップという扱いになるのかな?
もう少しそこがスマートだと良いのになぁと感じました。
演出は光の使い方が良いなぁと感じました。
キャラの表情、心理描写をうまくしている感。
でもこのカットいる?というアップも……。
途中だれるところはありつつも終盤のどんでん返しはファンとしては楽しめると思います。
初とうらぶだとちょっとそのどんでん返しが分かりにくく弱いかも。
続きも作れそうな雰囲気だったのでファンとしては是非、次回作もと期待しています。
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