「アクションと笑い満載のバディ・コメディ」アントマン&ワスプ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
アクションと笑い満載のバディ・コメディ
シビル・ウォーから2年後。
アントマンスーツの開発者・ピム博士の娘ホープがワスプになっての、ドッタンバッタン。
そりゃ、前作やシビル・ウォーを観ていた方がより分かりますが。
初めて観る人でも、冒頭からダイジェスト回想があるから大丈夫な、親切設計。
いやもう、楽しいバディ・コメディでした。
劇場内に、クスクスと笑いの輪が広がっていましたし。
コメディ要素だけでなく、三組の親娘のお話でもあり、ちょっぴり泣かせます。
さらに、同じ市内という狭い範囲での事件に、壮大な量子学のSF要素をめぐって戦うという、実に藤子・F・不二雄的な世界にもニヤリ。
ワスプは宣伝では完璧なヒロインっぽいけれども、精神的には不安定で、いい加減なアントマンとのコンビで、男の前で見栄張って完璧キャラを演じることで実力を発揮するキャラだったのが素晴らしく。
アントマンも、別れた奥さん・子ども、再婚した旦那とも仲のいい主人公のあり方は、ある意味羨ましかったなぁ。
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