「ドキュメンタリーでも良かったかも…」曙光 saramaroさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリーでも良かったかも…
監督さん、元々ドキュメンタリーを撮っていた方なのですね。観ている途中から映画というよりドキュメンタリーぽいなと感じて、後に作品情報・監督情報をみたらそのように記載がありました。
題材としては良いものだと思うのですが、なんせ色々雑で。ありがちな「あれもこれもと撮影したものの全部入れちゃうと数時間になっちゃう、じゃなんとか2時間に収めて…」そんな感じ。役者も素人集めましたか?な棒読みセリフ、何故裸シーンを何回も?それに不倫→妊娠→捨てられる→自殺願望の子に対し「産んじゃえばなんとかなる、私だってそうだったんだから、皆で育てればいい」このセリフは考えものです。
そんなに簡単な事じゃないと思いますよ、現にシングルマザーが子供二人置き去りにして、男と逃げちゃうというシーンもあるのですから。
後夜の車内のシーンがいくつかあるのですが、韓国ドラマにありがちな暗いのに人物だけにライトあてて撮る(韓国ドラマでは何故か車内灯つけたまま走行とか)方法、やっぱり変です。
音楽もクラッシックで重厚さを醸し出す意図なのか解りませんが、あまりあっていないと思います。
申し訳ないけど監督さんの力不足です。
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