グリム・アベンジャーズのレビュー・感想・評価
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白雪姫と仲間たち+赤ずきん
権力を奪おうとする反乱軍ルンペルスキルツキンが魔法の鏡の中(現代)に飛び込んだ。キングを殺された白雪が復讐のためその跡を追う。魔法の王国は命より重いという言葉を信条に、白雪姫を助けるためにオーロラ、シンデレラ、ラプンツェルが続く。そして、赤ずきんはオオカミを殺す目的で同じく現代へと向うといったストーリー。
このルンペルは独裁者を目指そうと、足がかりとしてアメリカで市長になっていた。魔法の国と違い、現代は時間の進み方が速い。4人が到着したときにはかなり時間が経過していたようだ。魔法の国とは逆転したかのように市長を倒す孤高の戦士となっていた白雪。再会してすぐに、鏡の欠片があれば戻れるのに市長を殺すまでは戻れないと主張。自分たちも夫を殺されてるので、彼女に従う他の3人。そして赤ずきんは別行動。
捕まったり逃げ出したりと、慌ただしく展開し、どんどんつまらなくなるのです。裏社会のボスみたいなアイアン・ジョンやオオカミ(キモ・レオポルド)、そして市長の秘書ジェシカ(高橋メアリージュン似)という存在は面白いし、弓矢が得意な孤高の赤ずきん(エリザベス・ピーターソン)もかっこいい。しかし、主役であるはずの白雪姫=スノーホワイト(ローレン・パーキンソン)が悪党にも見えるし、ちょっと怖い。オーロラ姫(マラ・フェアクロウ)も眠り過ぎたのか老けていたし、ラプンツェル(ライリア・ヴァンダービルド)も金髪のイメージだったのに茶髪だし・・・。
そんな中でも一押しは赤ずきんと青い髪のシンデレラ(マイリン・サーリー)です。二人が闘うことにもなって、アクションで優れてるのはこの二人だけ。全体的にアサイラムらしく低予算で素人監督による陳腐な映像ばかりなのに、彼女たちだけが際立っていた。ストーリーもどちらが独裁者で悪なのかよくわかんない、中二病的な妄想ファンタジー。金がかけられて、一流俳優を使えばなんとか鑑賞にたえる作品になったかもしれない・・・といった程度です。
ワンス・アポン・・・
童話キャラが現代に現れ、ルンペル何某と戦う。
主役は当然、白雪姫でサポーターはシンデレラ、眠れる森の美女、ラプンツェル、赤ずきんの4人。
魔法の世界の善玉と悪玉に現代のギャングが加わりもう大変です。
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