「中途半端なドキュメンタリー風」チャンプ ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
中途半端なドキュメンタリー風
ロッキーのモデルになったボクサーの映画らしい。
だが、ボクシング映画ではない。
注目された事で調子に乗り、その後落ちぶれた哀れな男の物語。
ドキュメンタリーっぽく作っているからだろうが、
BGMらしきものはなく、代わりに冷めた口調でナレーションが入り、それがとても気分を下げる。
注目された前も後も、決して褒められた男ではなかったと判るだけで、とても盛り上がる内容ではないが…。
ただただ惰性で観た映画。
強いて言えば、終わりの15分エンドロール前の10分程だけがエンターテインメント。ただし、それまでの無為な時間を帳消しにする程ではない。
コメントする