「アクションはすごいけれど・・・。ツッコみ無用の戦闘機映画!!」スカイハンター 空天猟 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションはすごいけれど・・・。ツッコみ無用の戦闘機映画!!
【賛否両論チェック】
賛:訓練を経て成長した主人公が、テロリストとの戦いに身を投じていく姿が雄々しい。アクションもスケールが非常に大きく、思わず圧倒される。
否:ストーリーにはかなり無理があり、設定へのツッコみどころも多い。プロパガンダ感があるのも残念なところか。
お調子者なところがたまに傷ではありますが、いざとなったら頼りになる主人公のウー・ディー。序盤は、そんな彼が「スカイハンター」として成長していくまでの過程が、コミカルに描かれていきます。
中盤以降は一転、往年の戦友が人質に取られてしまったテロ事件を受け、ウー・ディーが先陣を切って危険な任務に挑んでいく姿が、観ていて非常にカッコイイです。アクションもさすがといった印象で、中国空軍とテロリストの鬼気迫る闘いに、思わず圧倒されてしまいます。
「オペレーション:レッド・シー」同様に、中国軍のプロパガンダ感があるのが残念なところではありますが、アクション映画好きは観ておいて損はない作品といえそうです。
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