食べる女のレビュー・感想・評価
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あれ、エンディングの歌
バグダッドカフェのパクリでしょ。
本気でやめてほしかった。
悪くないんだけどね、映画自体。
そういうとこだよね。手軽にパクったりするとこ。
苦心して産み出しましたっていう深みがないの。
女優さんたち可愛いし、ところどころいいなって思う部分あるのよね。だから最後まで観ました。でも全体としては安っぽい。残念。ちなみに原作の小説の方が良いのかなと期待を込めて読んでみたら、映画の方がまだ良かったです笑
それぞれの「卵かけご飯」が美味しそう
映画「食べる女」(生野慈朗監督)から。
人生を変えるような事件や事故が起きるわけでもなく、
「食」と「性」をテーマに8人の女たちの日常を描き、
ただ淡々と毎日が流れていく中に、幸せを見つけていく。
そんな映画だからこそ、画面の中で主演の小泉今日子さんが
思いっきり欠伸をすれば、私まで伝染して、欠伸をしてしまい、
周りに誰もいないのに、照れ隠しにキョロキョロしてしまった。
この映画、「食」と「性」をテーマにしたこともあり、
ちょっぴり長いけれど、この台詞が秀逸。
「人ってね、おいしいご飯食べてる時と、愛しいセックスしてる時が
いちばん攻撃力とか差別とか争い事から遠くなるんだって。
でもセックスのほうはさぁ、相手がいないとできないけど、
ご飯ならいつでもできるでしょ。だから手抜きをするな、女たちよ」
この中から、短いフレーズを選ぼうと思っていたら、
ラストシーン、エンドロール直前、豪華出演者を始め、
本当に多くの人たちが美味しそうに食べる「卵かけご飯」シーンに、
奪われてしまった。
不思議な光景だったが、本当にみんな幸せそうな顔をしていて、
鑑賞後に、ほっこりした気分を味わった。
小市民の美味しいごはんは「卵かけご飯」なのかもなぁ。
みんな集まって普通に生きている
歳をとってくると,なんとなく集まって美味しい料理やお酒を飲みながら,相手の過去や生い立ちもそれほど知らずに,気楽に一時を過ごす場所に幸せを感じるようになる.
十分に傷ついてきたから,相手を追い込むことはとてもできないし,困ってるなら助けてあげるよという,ごく自然な優しさで包まれているような場所.そういうものを自分も大事にしたいと心から思いました.
同じ職場の人でなく,同じ趣味の集まりでもなく,もちろん同期でもなく,昼間の表の顔とは違う素の自分で仲間と飲んだり食べたりする幸福感を気付かされました.
ひとりでさみしくないの?
なにかを、成し遂げる
とかではなく、
日常をやさしく変えていく
話でした。
そこには、
生のひとの自然な喜びは
なんだろうって
いう問いかけが、溢れていました。
陽と陰の2面性の陰湿な部分は、
置いといて、
こんな風にすごせたら
しんどい思いも変わるよ
っていう、
前向きのメッセージでした。
・おいしいご飯をたべること
・ずっとひとりでいないこと
・こうなりたいという思いで行動すること
・相手にちゃんと向き合うこと
そんな、
当たり前だけど、
難しいことを、自分なりに
一歩踏み出せば
こういう風になるよと。
主人公の作家のトン子は、
ひとりでさみしくないの?と
小学生に問われた時、
孤独を氷の塊にたとえて
ぎゆーと抱きしめると
やさしい水になる
と、語って
自分と向き合う方法を
ちゃんと説明していました。
そんな、普通だったら、
怒って終わりのような
シーンのように、
そうなる?
っていう行為を
全編を通して女子達は、
やり続けます。😁
水みちを聞くために地面に耳をつけたり、
自販機で男をひらったり、
出会ってよく知らない男を
部屋で料理させたり、
離婚した男に、
子供といきなり会いにいったり…
そういうのが、
人生をおいしくするスパイスに
なって、展開していくのが、
まったりしていて、いいんです。
けども、
けっこう軽いアプローチで
Hをするシーンが多いので、
非日常感が少しあるけど
まぁいいか。
そういう時もあるということで。
心が、ピーンとなってるときに、
いいかも。
あ、
こんな風に生きるのもありかな、て。
豪華な女優の無駄使い
脚本家の筒井ともみの食と性をテーマにした小説の映画化です。原作の短編集を作者自らが脚本化していますが、元々関連していない各短編のエピソードを各登場人物のエピソードにして一本にまとめたため、単なるエピソードの羅列になってしまっている上に、各エピソードが中途半端で心に響かず、豪華な女優の無駄使いに思えました。
2時間特別ドラマでいいんじゃね
女性視点なら面白い作品なのか?
男が観てもたぶん退屈な作品
いろんな女が飯を食べ、男に襲い襲われ食う、それだけの話
劇中、小泉だけが男食ってないのが可哀そう
コイズミ52か。。。と云う鈴木も50と云う。。。
時間は容赦ないですな
思ってた感じとは少し違いました。
食べる女というタイトルや
予告を観たりした段階で
色々なご馳走をガッツリ食べていく
グルメ映画かと思いきや、、
只々、人間模様を
淡々と描かれるヒューマンドラマでした。
私は、R指定が付くベッドシーンが苦手なので
個人的な意見からすると苦手でした。
父親と観に行っただけに気まずくなる映画でした、
ただ、主役を張れる女優さんのヒットパレード
ドラマで、アベンジャーズ集結!的な
女優の名前だけで売ってるような映画でした。
少し残念でした。
キャストが豪華、というだけの映画
8名の名の知れた女優を起用、という話題作とのことで試写会に当選したので見に行きましたがこの映画にお金を払わずに済んでよかったです。私には合わず拍子抜けでした。原作は未読です。
主軸であるだろう小泉今日子さん演じるキャラに何かアクションが起きるわけでも起こすわけでもなく、しいて上げればラストに同居人が増えた位でその経緯も心理描写も実に安易で簡素。
事情を抱えた女性たちに焦点を当てたオムニバス形式なのかと思いきや、あっちこっちキャラに話が行き来しながら進んでいき、キャラ同士繋がりがあるとはいえ女優8名だけでなく小学生の女の子2人も加わるので話が散らかってる印象を受けました。ちなみに男性キャラはほぼお飾り要素です。
それぞれ女性の背景を掘り下げてはいますが、どれも中途半端で共感に至る2~3歩手前で肩透かしを食った感も否めません。
この映画は「料理」と「セックス」がテーマらしく、作中シャーロット・ケイト・フォックス・沢尻エリカ・広瀬アリス各々のセックスシーンが登場します。が、そのシーンが微妙に長い。他の映画でも偶に濡れ場はありますが、テンポよく進む他の作品に比べこちらはテンポを崩し気まずさを覚える半端な長さ。この濡れ場必要あった?事後描写でもよくない?という疑問を抱きます。
いくらセックスもテーマにあるとはいえ、濡れ場の長さが蛇足に感じせっかくの女優さんの頑張りが勿体ないです。
誰かと見に行く予定の人は相手を選んだ方がいいかもしれません。
セックスに至る経緯は様々で、こういう女性いるよなーと思いつつも前述したように人物の背景描写が浅いため共感できず、私にはただ頭も尻も軽い浅はかな女性に見えてしまいました。
"キャラクター"ではなくそのキャラを演じる"女優"に見応えがあるだけで、キャラ自体の魅力は薄っぺらく、女優陣の人気のおかげで映画として成り立ってる気がします。
全体的に起承転結がなく、8人も登場させたことにより広がっていった風呂敷を畳むことなくがっと丸めて小さく纏めた感じの映画です。感動はありません。
スイーツ女子、とまでは言いませんが恋愛に熱心な方やあまり深く考えず雰囲気だけ楽しみたい方には向いているかもしれません。人を選ぶ映画だと思います。
猫のしらたまはとても可愛かったです。
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