「サブライダーまで全員参戦とか観たかった」平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER にわかさんの映画レビュー(感想・評価)
サブライダーまで全員参戦とか観たかった
ジオウやビルドを軸に語る以上、いま視聴者である子どもたちを客に見据えるべきはずだが、そうでもなく、もともとライダーというシリーズが抱える問題ではあるが、誰を向いているのか判らない映画だった。
10年以上前の設定である特異点だとか、メタ的にライダーが虚構だとか言ってる時点で子どもは向いてないのだろう。
子どもを向くなら電王まわりに尺やモチーフを集約させず、大人を唸らせるならもっと設定やシナリオを練り込んで(あるいは練り込んだはずの設定の説明に時間をかけて)、平成総決算と言える作品にして欲しかった。
敵とかフータロスとか何なんだいったい。
とはいえある種の東映プログラムピクチャー。制限がある以上、ないものねだりをしても仕方ないわけで。
おそらく制作終盤までキャスト交渉など
していたのだろうなあ。
でないとアナザーWとか意味がわからない。
電王周りは観ていてグッとくるものが(それはシナリオというよりは時間が醸成したものではあるが)あったし、観ていられないというものでもない。
まあなんか、全ライダーが好き過ぎて、客観的にレビューができず…。
ただパンフレットはもっと潤沢に作ってほしい。予期されていただろうに、公開数日で完売されると萎える。
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