「メタフィクション?」平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER にょむさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0メタフィクション?

2018年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

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記念作品という事でお祭り要素が強いのは感じていましたけどややシリアスな作りでしたね
歴代ライダー出るので懐かしさから新規で映画を観に来る出戻り組もいるでしょうが、劇場映画の場合、現在進行形の主役ライダーがかっちり主役を務めるべきとも思うのですが…

内容についてはやや興醒めな部分もあり、メタフィクションというかはファンを現実に帰す作業をしていますね
この、最後に存在理由や存在証明を語るやり方は賛否両論になると思いますが、個人的にはもうそこら辺はどうでもよくてですね

単体作品として佳作かと言われればちょっと疑問かなと
イマジンが登場して願いを叶えるという物語の導入部に、ラストの展開から時間軸的に話が繋がる部分でかろうじて話として成立する位で、他の劇場版と比べたらもっと見るべきシーンのあるタイトルがあると思うし

ただし、ライダーアクションでいえばいつもよりメリハリの効いていた印象がありそこは見応えを感じました
ラストの大集合アクションはいつも通りでしたけど

そして例のサプライズキャストの件ですが
事前にTwitterでネタバレ食らった身としましては、(事前ネタバレ自体はノーサンキューですが)じゃあどんな登場をするのか?という思いを巡らせていたわけですが…コレジャナイ感満載というか…

知らないで観にいったら純粋に驚いたでしょうが、知ってしまっていたらじゃあどんなシチュエーションで?ってとこに期待がかかるわけですよ

突然違う場所に飛ばされて登場→そして突然元の場所に戻される
という事はそのシーンだけ別枠なわけで
厳密には映画本編とリンクしてる感じがしない

という事は
登場を事前に告知していない事も含めて、ストーリーラインに食い込み過ぎないポジションである事から察するに
その事で殊更騒ぎ立てられたくなかったという事ですよね
あくまで最後の平成仮面ライダーなので顔見せした的な

けど、それでも
それでもうれしかったです( ^ω^ )奇跡!
だからこそ顔見せ以上の演出は期待できないんですが、でももっと他にあったでしょうが!苦笑
って勿体無さは感じました
なので星4( ^ω^ )

にょむ