「けっきょく中身無しでドンパチやって終わるという」平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER ゴッチさんの映画レビュー(感想・評価)
けっきょく中身無しでドンパチやって終わるという
プロデューサーの設定のユルサが酷すぎて、物語もツッコミどころが多すぎるし、理解ができない点も多すぎる。アナザーWダブルは正体が無いし話に全く絡まないし爆発して終わりだし、
敵のボスが戦う目的や理由も不明、っつーか、時を止めれるなら無敵だろ!?なんでその能力ガンガン使わないんだよ!?なんで勝てないんだよ!?と。。。
でもって、全てのライダーが現れることができたのかもワカラナイ。
正直最後の戦いも長々続く必殺技のオンパレードなだけで観るに耐えない。
平成ライダーは、1作目のクウガで子供に媚びない大人が観ても楽しめるリアル思考な新しい仮面ライダー像の誕生に毎週感動して観ていたわけです。
その後はプロデューサーの変更などもあり、紆余曲折ありがながらも、
まさかの10作目のディケイドで、中身スッカラカンのドンパチだけ見せる作品になってしまったところを、
真摯な制作をした仮面ライダーWダブルで軌道修正して、仮面ライダーの定義もシッカリした素晴らしい作品に感動できたと思ったら、
また10年経ったら、20作目のジオウで、『王になる』という小学生でも言わないようなセリフを毎週言うキャラクターにも、顔や武器がカタカナというデザインにも、アナザーライダーで本当のライダーがいなくなる設定にも、嫌気がさしているんだが、
またディケイドと同じく過去ライダーを意味もなく登場させて中身スッカラカンのドンパチものを作っている。
良い作品というのは、何年たっても大人になっても心に残っているモノであり、
その点では今現在、漫画の風都探偵でも成功している、ダブルWのプロデューサー塚田さんと脚本家三条さんと、東映は、この映画を作るべきだった、そして、このお二方はこの平成終わりの10年ずっと制作に携わるべきだったと思う。
今仮面ライダー制作しているスタッフの方々にお聞きしたい
『貴殿方にとって仮面ライダーとはなんなんだ!?』