ワンダーウーマン 1984のレビュー・感想・評価
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DC映画の『ジョーカー』以降の傾向?
やっと、観れましたよ。
コロナのせいで今年はマーべル作品は全滅でしたし、本作ももう観れないと思っていたので観れただけでも嬉しかったです。でもコロナの第三波が騒がれ、公開二日目の土曜日にも関わらず観客席はまばらで寂しい状態であり“鬼滅”には遠く及びそうにありませんでした。
ネットでの評価も思ったよりも低いようです。個人的には私も一作目の方が好きですが、それほど酷いとも思わなかったしそれなりに楽しめました。
というか、SNSの映画レビューの統計値などは絶対評価ではなく相対評価的数値でしかなく、全くあてにならないという事をあらためて感じましたね。
例えば上記したヒット作の『鬼滅の刃』の統計値が非常に高くても、どこかのベストテンの1位に選ばれるような高尚で多くの専門家が高評価するような作品の統計値が高いとは限らないように、『鬼滅の刃』に満点をつける様な嗜好の人間が、本作を1点にする様な極端な現象が日常茶飯事的に起きている評価など殆ど信用出来ないってことです。でもついつい惑わされてしまっているのも事実です。しかし、まずは自分の目で観て確かめることが一番肝心だと本作を観て再確認しました。
まあ、私の場合ガル・ガドットを久しぶりに拝めただけでも満足だったのですが、本作の面白かったところも少しは書いておきます。
前作は純粋にヒーロー映画だったのですが、DC映画の『ジョーカー』という作品の影響もかなりあったのではないか?と思える節が多々ありました。まず本作、ヒーロー映画というより人間風刺映画と言った方が良い様な内容でした。
冒頭ではスパイダーマンの様な社会の小悪党を懲らしめるようなシークエンスを入れてましたが、物語の軸となっているのは勧善懲悪ではなく、人間の欲望や業の深さとそれに飲み込まれることによる悲劇であり、人間の弱さ危うさを描いているのは『ジョーカー』と同じでしたね。元々のキャラクターのテイストが全く違うので作風も全く違いますが、善良で優しき人間も1歩間違えれば悪となるという根本的な部分でのメッセージは似ているように感じられました。
それと『ジョーカー』は1970年代のイメージで、本作は1980年代が舞台というのも意味があると思います。
描写も(風景やファッションだけでなく)1980年代的テイスト(お気楽で幼稚な)作品の作りを、確信犯として真似ていた様に感じられました。
1970年代のアメリカはベトナム戦争があり、1980年代のアメリカはバブル期という、それぞれの時代の中の闇の部分の暗喩作品にもなっています。
でも、最近のヒーロー映画には単純な勧善懲悪は通用しないので、ヒーロー映画であっても人間を描きたいのならこのテーマが今の主流になっていることも確かですね。
しかし、ガル・ガドットのワンダーウーマンも4作目となり、もうワンダーウーマンはこの人以外考えられないし、往年の緋牡丹博徒シリーズのお竜さん(藤純子)のようで、登場すると「よっ、待ってました!!ダイアナ!!」って掛け声をかけたくなってしまいます。
という事で、くどいですが私は面白かったですよ(笑)
バトルシーンはカッコ良かったけど、正直物足りない
相変わらずダイアナは美しく力強く心優しい魅力的な女性でした。愛する人との再会を喜び、世界の危機に立ち向かい、切ない想いを乗り越えて使命を全うする姿は、とてもカッコ良かったです。
ただ、2時間半の尺にしては物語が薄味で、ヴィランの小物感やバトルシーンの少なさ、かといってヒューマン要素も微妙と、正直1作目のクオリティには程遠いと感じてしまいました。
久々の大作劇場洋画作品に期待値上がりすぎてしまってたかもですが、ちょっと残念でした。。
DCファンにはやっぱりたまらない!
最大級の体感型バトル・アクションという宣伝フレーズに絶対騙されないで鑑賞して下さい。この映画の予告、宣伝に関わっている日本版制作スタッフの皆様、過剰な客寄せキャッチフレーズは絶対やめて下さい。
そんなことしなくていい、DC ファンにはやっぱりたまらない映画でした。
I really enjoyed this film that has released in Japan one week ahead of US. You don’t have to evaluate DC films that is always as good as it is. Just be fun in 1984 and experience a different world sitting back to relax without too much thinking. You will be now loving Wonder Woman who waits for more ♡ to power up !
ウィンストンスミスはパラシュートパンツを履いたか
「ワンダーウーマン1984」あからさまにトランプなヴィランが象徴している様に、強欲が支配する新自由主義とフェイクがまかり通る社会を批判する作品になっていた。ただ、ヴィランは実際のトランプの様な薄っぺらい人物としては描かれていなくて、そこがこの作品の重要なメッセージになっていると思う。
そして、クリス・パインの80年代ファッションショーが楽しかったな。パラシュートて。あと、一部にだけ分かることを書くと、クリステン・ウィグ演じるバーバラはタッチに出てくる吉田くんですね。
イケてない人の凶暴化をワンダーウーマンが鎮めてくれた!
嘘やズルはだめ!真実に向き合わないと本当に強くなれませんよ!という格言が所々に強調されているこの映画。
まさに嘘が真実を飛び越えてしまっている今の現実の世相。その代名詞であるアメリカのトランプ政権を風刺するような要素がたくさん出てきます。
マックス・ロードはもろにトランプ大統領を連想させるようなキャラクター。投資商売で金を顧客から集めて一発当てようとする胡散臭さと、実は全然儲かってないところが過去に破産を繰り返したトランプを連想させる。トランプが不動産なら、マックス・ロードは石油採掘。
マックスは、外面は景気良く見せるのがうまいが、本当は明らかに破産寸前。ヤバい投資商売をしているのに負けを認めない。虚勢をはるだけで真実に向き合えない弱くて全然イケてない人。
一方、服装も挙動も見るからに鈍臭くてイケてないバーバラは勉強ばかりの人生で社交下手。
そんなイケてない2人がアラジンの魔法のランプのごときものを手にして一気に凶暴化。
容姿から頭の良さからすべてが完璧のイケてるワンダーウーマンに戦いを挑むわけですが、ワンダーウーマンも、実は周りが見るほど楽しく毎日を送っているわけではなく、死んでしまった好きな男スティーブのことがいつまでも忘れられないという非常に勿体無い人生(アマゾン人生)を送って苦しんでいました。
どんなスーパーヒーローだろうと、どんなに周りが羨むように見える人だろうと、誰もが苦しんでいる。だからこそ、苦しんでいる人を踏みつけにして幸せになるようなことはせず、弱い自分に向き合って助け合おうという今のアメリカの人たちに向けたメッセージのようなものを感じる、そんな映画でした。
大作だけど中身が…
コミックだから当然なんだけど…漫画感がすごい。ド迫力は認めます。が、パラパラページめくってただただ過ぎた感じ。神様が絡むからなんでもOK な内容だし。滅亡にむかってこんなにめちゃくちゃにしながらしりすぼみ感な終わりかたが微妙…ただ、リンダカーターに歓喜。
アクションに乗っかる!ドラマで見せる!願いが叶った
"The world needs you." 願いが叶った --- ウマい!エモい!オモシロい!この世界は本当に色々なものが素晴らしくて…ドラマが良くて泣いてしまった。コツを掴めば力は関係ない。世界は再びガル・ガドットの唯一無二な魅力・存在感の虜になる。DCを重い重い夜空から救い出した前作に負けず劣らずの気持ち良さ健在な快作!! スリルを与えながら、心も満たしてくれる。冒頭の方の80年代らしいショッピングモール(『コマンドー』?)でのアクションシーンからテンション上がる。ハンス・ジマー御大の安定の音楽が高揚感をもたらしてくれる。
"So...so many things." 遂に俺の番が来た!ペドロ・パスカル × クリステン・ウィグ = 二人の演技派が演じるヴィランもしっかりと感情移入できるし、そうした悪になる過程から描く点では、例えばスパイダーマン等も少し彷彿とさせた。本作のペドロ・パスカルが、元々好きではあったが、本当に良い。すごくこみ上げてくるものがあった。それぞれが欲望のままに動いたがために世界が混乱に陥っていく様は今日にも通ずるものがあった。終盤では複数回における公開延期を経て、こうして冬に落ち着いた今にピッタリのシーンもあり、「追撮?」などと思ってしまうほど。世界にはガル・ガドットが必要!大切な人の"その日"(=今日/明日)のために。だから --- 願いを取り消す。
1984年にガストってあったの?なんちゃって日本
風が教えてくれる
リンダ・カーター
最高に映画らしい娯楽大作
面白かった。ストーリーや話の展開はやや大味な感じもするけど、元はコミックだから気にしない。ダイアナを演じるガル・ギャドットがとにかくチャーミングで勇敢で最高にかっこいい。そして何より愛にあふれている。分断と争いが進み、パンデミックで世界が刺々しくて殺伐としている今、愛こそがこの世の希望の光なんだと痛感した。
ヴィランが魅力に欠ける
ガル・ガドットは綺麗だったけど、期待ハズレでした。
勿体ぶったわりに鎧はほとんど活躍せず、ヴィランに魅力がなく、邪悪な神様の割には随分やわな設定を残してる。
中盤のカーチェイス?のシーンはアクションは面白かったけど、クライマックスはいまいちだし、冒頭の運動会?で得た教訓が本編にどう活きたのかも良く分からず。
最後のおまけシーンもいささかのガッカリ感があり、全体的に残念な感じがあります。
重厚な前作から、今回はやりすぎと遊びを入れた楽しめる作品
ガルのワンダーウーマンはやはり最高でした。
綺麗だし、アクションの切れも抜群。葛藤するシーンも上手い。
ワンダーウーマンは彼女しか考えられません。
第1作は重厚な作りだったけど、今回は楽しく観れる作品を目指したような感んじ。ショッピングモールの場面は、コマンドーのオマージュとの事で、シルク・ド・ソレイユの指導で優雅ではあるが、個人的にはもっと緊張感のある方が好き。
ドリームストーンに関しては、最初から最後まで明らかにやり過ぎというか、かなり無茶だが、この映画はこのような遊びを目指したのだろう。
「その石は"猿の手"だ」については、日本人は殆ど知らないと思います。願いは一つだけかなうが、一番大切なものを失うかレベルダウンしてしまう。
SF映画としてもやり過ぎだが、これも遊びとして映画を作っている。
願った人は代償を払うことになり、ワンダーウーマンでも能力がダウンしてしまう。ただただ強いワンダーウーマンを描くのではなく、ダウンした能力で必死に戦う彼女は、新鮮で魅力的です。
(このあたり理解しにくく、この事に最初はなんか変だなと思っていた)
監督は、いつもと違うワンダーウーマンを描きたかったのかも。
マックス・ロードの展開もかなり雑に描かれているが、これをじっくり
描くつもりは無かったのだろう、この方が作品にあうと。
この映画は、通常のSF映画以上に、かなりオーバーに作られている。
スティーブ・トレバーの登場もそのようなもの。無茶ではあるが、遊びである。
それが狙いなのだろうから、そのように見て楽しむのが良いと思う。
人によって突っ込みどころがあるだろうし、私も希望と違うシーンも
多くあるが、充分に楽しめる映画だと思う。
気付かなかった
マックス役の俳優、存在感ありいい味だしてる、誰だろう?と思ってたら、ゲームオブスローンズの自分のイチオシ、オベリン・マーテルだった!
全然、気付かず(不覚!)
ストーリー自体はツッコミ所多く、時間も長く前作の方が良かったかも
蛇足だが、84年といえば自分のなかではロス五輪(カール・ルイスとアンデルセンね)
ガル・ガドット=ダイアナ最高!!
金曜レイトショーは、やっと公開WW84
が、この後自宅で観たマンダロリアンシーズン2最終話が、超ハイレベルな神回過ぎて・・・
ワンダーウーマンどころではなくなってしまいましたが、気を取り直してゆる〜いレビューです。
今年は、アメコミ系全て公開延期だっただけに・・・
平均年齢高めな皆さんが、あのテーマソングをリフレインしながら集うって感じでした。
朝ドラの1週目みたいな展開からのSASUKEに、終盤は・・・聖闘士星矢!
日本の影響力をヒシヒシと感じる。
で、作品的には、敵のインパクトが、中途半端だけに、間延び感ありの2時間35分を短く感じる事はなく長い(^◇^;)
ただ今回は、無双に強くないワンダーウーマン演じるガル・ガドットの見せる喜怒哀楽な表情に、惚れてまうやろ〜で、☆一つ上乗せw
エンドロールで、次作への伏線かと思ったら、まさかのニヤリなオチでした。
*1/9追記
2021年からインスタにもこのレビューと同じHN『eigatama41』で、投稿開始しました。
映画好きの皆様宜しくお願いします。
まあ色々と気になる所はあるけれど そこは置いといて、単純におもしろ...
まあ色々と気になる所はあるけれど
そこは置いといて、単純におもしろかった。
とにかくガルガドットが美しいし、強い。
クリスパインも出て来てサイコー❗️
前作も見てるはずなのにすっかり忘れてて
あーそんなこと言ってたよな…って感じ。
また見てみよっと。
最後は予測できた通り。
で、彼女はどうなった?
力技
177本目。
夜勤明けにはキツイ長さ。
周りのキャラは面白く、バーバラはヤフーによく出てくる某J事務所の奥さんみたいなファッションで、あっでも84年の設定だからシャレオツなのかなとか、ゴールドクロスみたいな物を纏ってきた時は小林幸子かと思ったり、くだらない事を思ったりで。
アクションは物足りないし、ストーリーは力技で、でもなんか面白かったから、こんなもんかなと。
チートな願いの代償
手軽に叶えられる望みの代償は高くつくっていう寓話をスーパーヒーロー物でやってみましたってとこかな。
プロローグはよかった。サスケの100倍くらい難易度の高いミッションをクリアする競技に少女だった頃のバーバラが挑む。バランス能力、瞬発力、水泳、馬上弓術、投擲など全ての能力が要求される競技なんだけど、躍動感あふれる映像で、本編にすごく期待が持てた。
なんだけど、肝心のストーリーは、ありきたりの話の上に、チートな能力を手にしたマックス相手にどう戦うのかと思えば、ヒーローもチートで対抗するんかい。IMAXレーザーで鑑賞したから、そりゃ迫力あるけど、それ以上の感動がない。
物語に厚みがないと寓話として響かないね。
ただただワンダーウーマンが好き!😊
ワンダーウーマンが好きアメコミが好き!
ワンダーウーマンといえばリンダカーターだった!
ガルガドット演じるワンダーウーマン少々色気に劣るし日常で身を隠す姿もメガネをかけるなどしない。一作目がかなり私はワクワクして楽しめたので期待した。長編で長くワンダーウーマンを楽しめるのは嬉しい!しかしなぜかあまり意味がわからずダラダラと続く感じがした!本当にもったいない仕上がりでストレスが溜まる。しかしながら不死身であることの苦悩などは伝わったしこれからもガルガドットのワンダーウーマンに期待したい思います!伝説の戦士が最後に出て来て嬉しかった!😆
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