劇場公開日 2020年12月18日

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「ガッカリすぎた、久々のヒーロー物」ワンダーウーマン 1984 バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ガッカリすぎた、久々のヒーロー物

2020年12月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

金かかってそうな映画をみるのはテネット以来。
DC系作品はあまり見ようと思わないのですが、「全世界vs1人」 という宣伝文句となんとなーく予告編みて面白そう。。。。で、鑑賞。

きました。ハズレた!これまで何度か味わってきた苦い味、、、ハズレ味。
予算額はきっとA級。けどお話はC級。いやー、、、いやぁ、、、つまらん(笑)

アクションシーンのなんとまぁ、ドキドキはハラハラしないこと!なぜだろ?
スモール感半端ない。
マッドマックス デスロードを見まくった私には本作のカーアクションがアクションに見えない。
あとなーーー、全体的に「浮遊感」がおかしい。吊られてる感バリバリでさ。
技術の限界?予算の限界?演技力の限界?・・・なんだか、冷めた。

残念ながら、辻褄合わせ、予定調和、強引な展開に見え見えの泣け泣け光線あびて、
イェーイとも思わせないし、感動も・・・ないなぁ。
アメリカの方々は、こーいうの好きなんだろーか?ドッカーンでイェーイ!なのだろうか?
まぁエンターテイメント作品としては及第点なのでしょうが、どうにもお話がお粗末なんです。

もう、この作品内のキーとなる設定がおかしい。そのリセットボタン的な言葉・・・何?(怒)
あのー、それ認めちゃうから、その回避方法認めちゃうから、ラストのしょーもない、ラスボスとの対決になるんじゃないのかな?
おい、アクションエンタメじゃないんかい?と突っ込みたくなるラストの戦闘シーン。
ないだろーーーーー。それはないだろーーーーー。その決着の付け方はないだろーーー!

安易な回避策がなければ「1人vs全世界」バッチリ描けたんちゃうんかい!
回避策が明らかになって以降の話のつまらなさに拍車がかかっていきます。
その火の車にさらに油を注ぐのは小物感バリバリのラスボスと、いまいち人物描写がうまくできていないバーバラの役所。

言っとくけど、ラスボス!加担したお前!
やったことを「無かったこと」にはできねぇからな!
それと演出が冗長。オープニングそこまで描くか?そこで教えめいたこと出てくるけど
何にも活かされて流ように見えないっす。

なんなんだ、このご都合主義の集合体は・・・まさにワンダー体験。
あーーーー、もしかして僕は一作目を見ていないからだめだったのかな?

バリカタ