「心優しき戦士」ワンダーウーマン 1984 futa dayoさんの映画レビュー(感想・評価)
心優しき戦士
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※ネタバレを含みます*
ワンダーウーマンの良いところは、決して暴力で解決しない所だ。今回の作品でも悪役との最終決戦の際、拳でねじ伏せるのではなく心に語りかけるようにして説得している。 また他のヒーローたちとは違い、罪のない敵にはたとえ攻撃してきたとしても無駄に攻撃しない所が魅力である。
女性版スーパーマンとも言える彼女だが、スーパーマンとの対照的だった点はスーパーマンは恋人が側にいることで強くなれるが、ワンダーウーマンは恋人を失うことで強くなる点である。愛するスティーブを二度も失うことになった彼女だが、悲しみにくれる暇もなく世界を救うために疾走し、ついにスティーブの才能でもあった『空を飛ぶ能力』も手に入れることができた。スティーブは彼女の中で、信念、希望、そして愛として生き続けるのであった。
強く賢く美しいダイアナだが、恋愛経験の少なさと一度愛した人を永遠に愛し続けるピュアさがまた魅力的だ。
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