「彼らのイメージを重視」クソ野郎と美しき世界 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
彼らのイメージを重視
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、彼ら3人の物語をオムニバスに描く変わった映画。そして、その出演者が最後に集合し、もう一つの作品が。
3人がそれぞれ単独で関わった3作を観ていると各監督が内容どうのこうのよりかは、彼らのイメージを重視して作った様に見受けられた。
何考えて作ったのかかなりふざけた部分もあり、奇妙な部分もあり、偏屈な倫理あり、社会風刺あり、元SMAPあるが故のブラックジョーク的な部分もあり。
オムニバスにしては、稲垣編はともかく、香取編と草薙編は良く出来ていると思います。
この映画を観てると、出来の良し悪し関係無くして、SMAPが開けたテレビ業界の穴はデカかったと感じてしまう。(同い年くらいだしね。)
3人の門出映画とすれば上出来ではないでしょうか?
やはり彼らはエンターテイナーだなと思わせてくれる作品。
ちょっと「クソ野郎」の言葉を多用した点はガッカリかな。
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