「映画作品としては粗雑な作り」クソ野郎と美しき世界 a0064さんの映画レビュー(感想・評価)
映画作品としては粗雑な作り
新しい地図の皆さんを応援するという意味では、彼ら一人一人のキャラクターをそのまま映画にしたような感じで、これからの活動に向けた決意表明とも取れる。
ファン(私みたいな者が名乗っていいかわからないが)からしてみれば、色んな意味で感慨深い作品ではあると思う。
しかし、映画館で上映する以上、やはりファン以外の人にも受け入れられる要素が必要なのではないかと思う。オムニバス形式は斬新でいいけれど、やはり一話ごとの中途半端さは否めない。シリアスなシーンなのかコメディなのかももうちょっとハッキリさせた方がいいと思う。というのも、シリアスなつもりがコメディに見えるというのは、映画作品として嘘っぽい演出ということになるから、ダサく感じてしまうからだ。
第2弾を作るということだが、30%は期待、70%は出来がどうなるかという不安を覚える仕上がりである。
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