「敵役ヴァランが素晴らしい」アバター ファイヤー・アンド・アッシュ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
敵役ヴァランが素晴らしい
前作同様映像は素晴らしい。パンドラの美しい自然と、その自然と共生するナヴィ。私はIMAX 3Dにしたが、やはり追加料金を払ってでも美しい映像で鑑賞するのが正解だ。
パンドラを支配しようとする人類の思惑は前作通り。違うのはクオリッチ大佐がナヴィになったことと、人類側に立ってパンドラの破壊を進めようとするナヴィが出てきたこと。この敵役ヴァランがとてもいい。クールでカッコよくて残忍で、そしてエロい。クオリッチとクスリでキメるシーンは、こんなの映画でやっていいのか?と心配になるほどのトリップ体験だった。
そして最後の戦いのシーンも素晴らしい。迫力とスピード感のあるアクションが繰り広げられて圧倒された。これぞアバター。大満足。
アクションや映像美だけでなく考えさせられる脚本もこのシリーズの特色だ。親子の絆、血縁についてだけでなく、種や民族の違いをどう受け入れていくのかを考えさせる内容。前作同様のテーマを扱っているが、そこにナヴィの中で敵役を作ることでかなり入り組んだ物語になってしまった。それでも大事なのは家族や信頼できる仲間って方向に進んでいくのかもしれない。アバターシリーズを観ると、人類を敵として見てしまうメンタリティになりがちだ。その観客の気持ちをどこかに着陸させる結末を用意しているのか。シリーズの最後まで目が離せない。
心配なのが上映時間だ。本作では3時間17分になってしまった。次はいよいよ4時間になったりして。休憩なしで観るにはつらい時間になってきた。これ以上長くならないことを願う。
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