「宮崎駿ワールドを実写化したかの様‼︎」アバター ウェイ・オブ・ウォーター リコさんの映画レビュー(感想・評価)
宮崎駿ワールドを実写化したかの様‼︎
クリックして本文を読む
とにかく言葉に出来ない程の凄い映像美。如何にも自分が深い海の中で、今にも溺れてしまうんじゃ無いかと思わせる様な臨場感は今迄、味わった事が無い体験だった。初秋には少し肌寒くなる程だったから、もし真夏にこの映画を観ていたら、どれだけ気持ち良さを味わえただろうと一寸残念。
多くのキャラクターの中で、次男のロアクと孤独なトゥルクンのパヤカンとの友情はトトロとメイを思い出させる微笑ましさがあった。養女のキリとマイルズの遺児のスパイダーにしても、サリー家で同じ様な立場から心を通わせていたんだろうと思う。それでもサリー家の一致団結精神で長男のネティヤム、末っ子のトゥクが家族を守る為一丸となって戦ってくれた。母のネイティリのスパイダーにナイフを向けたシーンも決して本気では無かったと思うし、そして誰よりも愛情深く冷静だったのはスパイダーだったと思う。マイルズの遺児と言う所が多分、次回に繋がる所なのかと思う。
個人的には猫の様なハーハーと威嚇するネイティリに強い母性と魅力を感じるし、勇猛果敢なナヴィの強い民族性を感じた。
コメントする