「ビデオゲームの”オープニングムービー”にしては、映画館級の良い出来だ!」アバター ウェイ・オブ・ウォーター YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
ビデオゲームの”オープニングムービー”にしては、映画館級の良い出来だ!
この映画は、2022-23年年末年始映画では必修だと思うので、何も疑問に思わず、劇場に足を運びました。
もちろん前作は、とても斬新で、娯楽映画として、とても面白かったからでもある。
僕はその前作を劇場鑑賞して以来、本作予告編を数回観ただけで、予習なく鑑賞したが。。。
前作は「不動産の立ち退き問題」がこじれて、バッフクラン(イデオン)=スカイ ピープルの開拓会社が、邪魔な原住民を 襲う 未来西部劇 だった筈だが。。。
今回は あまり理由付けのない男同士2名の大喧嘩に周囲が付き合う。
映画としては、前作から13年も経ったのに。。。。CGに影さえ付けられない低進化が、この映画のすべてを物語っており、「お金が欲しい!」制作会社がこずかい欲しさに、1晩一生懸命考えて、
古い宝物を掘り起こしました。というモノでした。
前作で気になった「私は感じる」を「私は見える」と和訳した件
今回は 3D・吹替え版 を鑑賞したので、確認できなかったが、2か所だけ「感じる」として日本語訳が存在したので、少しだけ改善できたようだ。
戦傷で身体障害者に成った主人公は 新たに"原住民の青い体"を手に入れる事により、都合よく過去を清算し、"完全なパンドラ人"に成った事で、平気で かっての仲間である人間をも殺す。
両陣営とも、相手を殺戮する事へのためらいも葛藤もなく、敵は皆殺しする 昔ながらの 命は軽い"西部劇"だった。
この映画は3時間の時間をかけて、異世界映像を魅せただけの古い西部劇映画でした。
この映画を観たら。前作「アバター」を、再度観て、変わらぬ悲しさを感じてみたい。そして「天国の門(1981年)」を観る事も、併せて勧めたい。
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