「なんちゅー脚本…(悪い意味で」アバター ウェイ・オブ・ウォーター ざここさんの映画レビュー(感想・評価)
なんちゅー脚本…(悪い意味で
なんか、なんか、足りない!!!笑
なんだろう、1が完璧な脚本と巧妙なキャラ設定で素晴らしくて、あの最後の決戦のシーンなんかクォリッチたそが倒れるシーンまで全てが美しい戦闘シーンだったけど今回それがねえ!!!!!!ジェイクのかっこよさがあんまりない!!!!泣 溺れて死にかけて「俺はもう無理だ、潜らない(萎)」のジェイク見たくなかったー泣笑 海兵隊員の面影どこ!!!!?笑
ですが、パンドラに10年ほどいるジェイクの語りの中で、「ナヴィ語が母国語になってきた」みたいな語りの終わり。それを言うまではナヴィ語を話すナヴィたちでしたが、その言葉の後、英語(吹き替えでは日本語)で話していて、観客にも「何言ってるか聞き取れる!」ってなる描写はとても素晴らしかったです。自然でした。やっぱり私はジェイク•サリーの始まりと終わりの語りがとても好きなんだなーと改めて思いました。
それから公開前の私の推し「ロアク」。
ちょっとは学べ!!!!何やってんだ!!!初手でジェイクお父さんが「ネテヤムとロアクが死んだかと…」って泣きそうになりながらも厳しく教えてたこと再三行言ってたしお前も身をもってそうしなきゃならん描写あっただろ!!!!何やってんねん!!!!兄ちゃんのネテヤムが作中始めから最後までロアクの尻拭ってて、やってないのにジェイク父さんに怒られて、最後援護して弟たちを守って死んでって…ネテヤムいい子だよぉ…戦士だよお.何やってんだあロアクうううううう!!!!!(多怒り)
今もロアクは推しですが、ネテヤムのほうが株上がったし見終わった今、すごくネテヤムに会いたいです。。、
いい子だったな…声優さん畠中さんだし…素敵だったな…なんでなん…?(余韻
家族をまた失うネイティリちゃんが不憫で不憫で…。。
あとそれから。あんねー、途中から鯨に似た生物を狩猟するっていう描写がまさに「捕鯨反対」運動で捕鯨国である日本(今そうなのかは分かりませんが)をディスってる????っで冷めてしまった…!!
「んなこと言われても島国は土地が厳しいし〜生きるために海の生き物食べたり資源利用するしかなくなぁーい?(当時の話)」って思うばかりでした。(捕鯨問題にわかです。)
それに、鯨だろうが魚だろうが牛豚だろうが野菜だろうがコウロギだろうが、「命を戴く」前に「いただきます」と日本では言います。
他の命をいただいて私たちがあること、忘れないで欲しいです。
そして、キリちゃん(グレースの子供さん)の木の記憶からグレースと再開するシーン、最後にグレースが「あーれーーーー」って高い声で消滅するのちょっとシュールで笑ってしまいました笑なんか、なんか、足りない!!!笑
クォリッチ大佐は初手で周りにいる部下たちぶん殴ってるとこ最高でした笑 オマケにイクラン、しきたりとか知らずにとっ捕まえる有能っぷりだし、そのイクランの色がまあ青暗くて最高ですし…今は亡きツーテイも青銀色のイクランに乗っていたのでなんか見ていて「あぁっ…っ」って感慨深かったです。
最後、クォリッチたそもパンドラの魅力にハマって新しくきた女性の将軍をジェイクたちと倒さないかな、ってゆるふわお花畑の私の脳内は勝手に期待してました。
クォリッチ大佐の中の役者さん、すごくゆるふわで謙虚で優しいのでそのギャップでまた鑑賞中ニコニコしてました☺️❤️アバターのビジュアルも大佐の血が入っていて、かっこよかった〜🌸
そして海の部族。トノワリ族長かっこいいいいいーー!!!部族長!!!!!って感じで、気迫がありながら頑なながら,ジェイク一家を暖かく迎えてたのとても好きでした。衣装も素敵。!
その奥様はツーテイみたいな感じでジェイク一家にツンケン当たっていました。しかし前作のようにトルークマクトだから、大いなる戦士と共に敵に打ち勝つ!というものでなく、なんか、「クジラと海の部族はお友達で、それをよそ者のジェイク一家が勝手に交流した!くそが!いや、お前も仲間だ!一緒に戦いに行こう!!」という、ふんわり理由だったので押し込みに欠けるというか、奥様の妊娠しながらの戦闘が見てみたかったので、あまり描写がなくて残念でした。変な文章で語弊を与えてしまったらごめんなさい。不謹慎な文章を書きたかったわけではございませんので、気に障りましたら申し訳ありません。
全体的に海の部族は戦闘に加担せず、部族大集合もなく、やんわりと、ロアクをいじめることが目立つという、少し勿体無い出番でした。
海の生物、風景、文化のシーンは素晴らしかったです。丁寧に作られていて、時間をかけて観客に教えて、学び見る感覚でした。もう一度この映画を観たくなります。
スパイダー君は全体的に良かった。
トゥクちゃんは可愛い。みんなが深刻な顔してる中一人だけ子供だから何が起きてるか分からず笑ってたのすごく好きでした。💓
音楽や映像がやや前作のオマージュや同じものを使用していたため、よく言えば「前作リスペクト」。悪く言えば「使い回し」なようにも感じました。でもそう感じたのは私だけかもしれません。一日2回、アバター1を見る人間なので…。。ノーマンもマックスも出番は1分ほど。前作大活躍の脇役もひどい扱い。
今作新キャラとネイティリに「つかえない!!どいて!」と言われる始末…泣きたい…
そして、続編が決まっていることを明言しているからか、最後終わりが中途半端!ネテヤムくんの葬儀で、日本で言う火葬のように、ご遺体を水に沈める描写がありましたが、そのシーンが思いっきりナウシカ…!!!笑 ナウシカが王蟲に吹っ飛ばされた後歩く金の原野!!!私ナウシカ大好きな人間でもあるので「ネテヤムーっっっ…!!」って泣きながら「ナウシカーーーーwww」ってなって感情不安定な自分がいましたw
前作レビューを見てくだされば分かる通り、私は大のアバター好きなので評価高めですが、ところどころに「?」があり、最終的に長男のネテヤムくんがエイワのもとに旅立ってしまって、「何でいい子すぐ死んでしまうん??」って号泣の節子になりました。(火垂るの墓より)