隣人たちのレビュー・感想・評価
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恐怖と笑い
第30回TIFF鑑賞記録
8作目
とても面白かったです。
とても重い社会問題と、観ている人達の意識を抉るようなテーマなのに、思わずクスリとしてしまうような映像がポツポツとでてきます。
その結果、観た後の印象としては凄くスッキリとした感じです。
しかし、レビューを書くにあたって作品を思い返すと、やはり相当ヘビーな映画だと思いました。
まず、この映画はイスラエルの、ユダヤ系の住民のアラブ系の人に対する差別がテーマになっています。
主人公の雇ったアラブ系のの職人が、あらぬ疑いをかけられるという内容です。
主人公はあくまでリベラルな考え方の持ち主なようで、職人を人種差別から守ろうとするのですが、肝心の職人が割と怪しいのです。笑
自分の職人への信頼は、皆の人種差別への抵抗なのか。
自分の職人への疑惑は、周りの空気に流されているからなのか。
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