ペット安楽死請負人のレビュー・感想・評価
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意外と過激で狂気だった
2017 TIF competition
カルマというキーワードで成り立っていた作品。愛くるしいペットの表情と対を成すかのような人の悪行が展開されていた印象。
作品の空気感や筋書きはレトリックな要素を醸し出していて、ハードボイルドとか西部劇的のような懐かしさを覚える。そこに現代社会が抱える問題とか滑稽さなどが絡み合い、狂気じみた演出はとても絵空事とは思えず、ちょっとした戦慄のようなものを感じてしまった。
上映後、テーム・ニッキ監督と主演マッティ・オンニスマーが登場。
監督は面白そうな印象、主演の男優は真面目で頑なな印象、個性がそのまま作品に反映されている気がした。
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