「「可憐な少女を守る」・・・」ザ・ボディガード よしさんの映画レビュー(感想・評価)
「可憐な少女を守る」・・・
組織に狙われた少女と、彼女を救うべく組織を裏切った殺し屋の逃避行を描く物語。
可憐な少女を守るボディガード・・・という王道のプロットをしっかりと描いたアクション映画。
警察にも強い影響力のあるイギリス貴族。その貴族が麻薬取引の証拠を握った弁護士を暗殺するところから、この物語は始まります。
巨大な権力に追われる恐怖、父の死の悲嘆、敵味方が分からない焦燥感・・・を、特に少女の苦悩が秀逸です。
ただ、物語としては「王道」の域を出ていませんし、アクションも印象に残るレベルのものではありませんでした。
要所で、プロの殺し屋が銃を構えてドヤ顔になる場面があるのに閉口。「プロなら何も言わずに撃てば良いのに・・・」と興味が引いて行きます。
映画あるある・・・と言われればそれまでですが、極力無くして欲しい場面ですね。
私的評価は普通にしました。
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