エターナルのレビュー・感想・評価
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あ、そゆことか…。
序盤は切ないシーンが続く
不良債権売り付けて、叩きまくられる…。
妻子のいるオーストラリアへ行くと妻には男の影がある。自分ならドカドカと家に入り、「どちらさんですかな?」と行くところなのに行かずにスゴスゴ近所を徘徊…。
なんじゃこれは?と思い始めた矢先、韓国人の小娘が騙されてボロボロになって歩いてるのを助けるシーンで解る。
「あ、シックスセンス…」
服も着替えず、クソ暑い海辺をリクルートスーツで歩いたり…。
小娘も明らかに◯んでる姿見せられた後で、ヨロヨロと出てくるから、亡者同士が話してるのが解る。
後はこの物語を切ない気分でみるだけだ。
さまよい
imdbを見ると監督はショートを撮っているだけのひとでこれがデビュー作といえる。
そういや、はちどりもわたしたちも虐待の証明ミスペクも、パクシネが出ているザコールというネットフリックスでみたやつも、デビュー作だった。
韓国映画のばあい、デビュー作でもしっかりした映画の装丁をもっている。
日本が変とおもうのは、本質的なことが疎かにされているようにかんじるときだが、たとえばシライサンというホラー映画があったのだが、とんでもなく拙劣な出来だった。映画の装丁をもっていなくて、桐島の映画部が撮ったかんじ。そのへんのひとに、カメラをあずけても、同クオリティのものはできる。
だがシライサンは、マスコミおよび包括的な世評のなかで、けっこうな地位を保って(しまって)いた。いうなれば、美術館に、うちの三歳の姪が書いた絵がならんでいるのに、それをだれひとり気づかないかんじ。
──それならば、クオリティなんてものが、必要ないんじゃなかろうか。
並べて日本映画のクオリティがじっさいはとんでもなく低いにしても、それをマスコミや権威的な映画関係者が世界が魅了されただの海外で絶賛されただの全米が泣いただのと言っているので、盲目にされているような気がしてしかたがない。──のである。
まあむろん、いっぱんしょみんなので、それはどうでもよろしいことだが。
ただし、韓国映画のデビュー作が、日本映画のデビュー作とはちがい、商品としての格を備えているのは、たしかなことである。それが、なぜなのか、想像にすぎないが、システムが整っていることと、個性よりも技量を尊重しているからだろう。
映画はシックスセンスに似た構造を持っている。
街を輾転とする主人公が、周囲の人々に比べて、書き割りのように稀薄で現実味がない。服装も変わらない。バックパックの少女にもそれがある。死んでいることに気付くべきだったが、それを明かさずに語る演出は自然で、違和感なく欺された。巧いと思うし、とうていデビューとは思えなかった。
新感染で可憐ないんしょうの女子高生だったアンソヒだがここでも光っていた。今年(2020)にはいってYouTubeをはじめているが、かのじょの番組はたのしい。
短い映画だが、もっと短くできたのでは?
主人公の妻に対するストーカーぶりが気持ち悪い、と思って観ていたが、想定外のオチが待っていた。言われてみれば、腑に落ちるところも多かったが、短いのに途中間延びしていたのが残念。ポメラニアンのチチが可愛い。
道
不良債権を売った挙げ句倒産した証券会社の支店長が嫁と息子が住むオーストラリアを訪れる話。
会社の実態を知らなかった被害者ともいえる主人公に、追い打ちをかける様に嫁から送られてきた海水浴の映像には男の影が…という始まりで、終始哀しげなBGMが流れているけれど、悲しいというより情けなさやかわいそうという感じがする。
それと共にワーキングホリデーで滞在中の女の子だつまたり、主人公の様子から感じるズレの様なものがあり、ズレの正体ががわかった時には、若干のやっぱりかと言う思いと、そう来たかと少しやられた気分が混ざった感じに。
全てがわかっても、やはり悲しい感じはせず、泣けるような作品ではないけれど、これはこれで面白かった。
2018-21
ビョン様が幽霊となり、住居侵入を繰り返す。
アホなため、『アザーズ』パターンですか!となるまで時間がかかり、そこまでの数々の疑問が伏線として機能してから見返したくなった。
なんかでも消化不良な感じ……。
自殺という悲しい決断をした上に、幽霊となってからもつらい思いをするという、灰色な映画です。
雰囲気が『ノクターナル・アニマルズ』にちょっと似てた。
福山さんと比べると、英語を使っての演技がビョン様は自然だと思った。
今のビョン様は、原田泰造とエンケンさんのちょうど真ん中あたりを行ってる気がするって言ったら、おば様方に怒られっかな。
ポメラニアンのチチちゃんの可愛さと、西洋人に混じっても勝ってるビョン様のスタイルの良さだけが癒し。
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