劇場公開日 1961年9月9日

ガン・ファイターのレビュー・感想・評価

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2.0ダルトン・トランボ脚色でも無理があったかも?

2021年1月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ガンファイター2人の不思議な関係だ。

片方は妹を死に追いやられ、
残りの方はその犯人にも関わらず、
何故か友情らしきものがあり、
また行為を行使するエリアでは無いとして、
お互いに相手を倒すべく行動は取らない。
終いには底なし沼にはまった相手を助ける
ことまでしてしまう。
敵対関係の中で一見紳士的な振る舞い
に見えるが、
常にお互いに気の許せない西部開拓時代
の話としては現実味の薄い設定ではある。

またラストの“撃たれてあげる決闘”も、
許されない禁断の愛を避けるためとの
一見筋の通った苦渋の決断のようだが、
果たしてどうだろうか。

そもそもが、娘から手を引かせるための
未亡人の嘘だったかの真意も不明だし、
残ったガンファイターと未亡人が結婚出来たとして、
未亡人は娘に真実は打ち明けられないだろうし、
娘は、初恋の彼氏を殺された母の再婚相手
を許せるのだろうか、家族になり得るのかと、
暗たんたる気持ちにさせられた。

名脚本家ダルトン・トランボ脚色作品だが、
娘の出生の秘密以外にも
今回は何かと曖昧さが目立つ。
牧場主は牛の移動成功の暁に求められた
妻の提供条件にどう折り合いをつけて
ガンファイターを雇ったのか、
妻子を先住民に殺された方のガンファイター
は、その怒りをどう抑えて、
牛の移動中を襲った先住民と交渉出来たのか
語られないままだ。

原作にも無理があったのか、
リアリティに欠け、
また、何かと自分解釈に頼るしか無い、
少ししっくり来ない映画だった。

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KENZO一級建築士事務所

3.0正統派西部劇

2020年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

脚本がドルトン・トランボ、ロック・ハドソンとカーク・ダグラスが共演する正統派西部劇。
牛追いでメキシコからテキサスに向かうが、途中、牧場主のジョセフ・コットンが殺され、妻のドロシー・マローンと娘のキャロル・リンレーを守りながら、悪党や先住民と戦うことに。
みんな因縁に縛られており、ハッピーエンドとはいかない。

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いやよセブン

3.0恋愛西部劇

2013年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

総合:65点
ストーリー:70
キャスト:70
演出:65
ビジュアル:70
音楽:65

 途中までは普通の西部劇だし大きな動きもないので平凡に感じていたのだが、後半から実は恋愛物だったという落ちが出てくる。四人の関係がどうなるのか、彼らは幸せになれるのかと、その行く末に期待が高まる。そして突然出てくる衝撃の事実に驚くことになった。カーク・ダグラスがちょい悪だけどかっこいい役を演じて一番魅力があった。

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Cape God