「劇画チック」花筐 HANAGATAMI オードリーさんの映画レビュー(感想・評価)
劇画チック
大林監督の映画を始めて鑑賞した。
私は明治〜昭和時代の映画がひどく好きで、この映画が日中戦争の頃の物語ということもあってすごく楽しみだった。
前半は 映像と映像の切り替えが斬新だったり、無理やりで雑なCG合成、17歳という設定とは思えない大人びた役者たちに違和を感じた。
しかし次第に、これが大林節なのかと気づき映画にのめり込む自分がいた。
結果として、3時間弱 物語自体に引き込まれることはなかったが、独特な監督の演出に、映画の視野の広さを感じることが出来た。
とても満足である。
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