We Love Television?のレビュー・感想・評価
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いつも優しい欽ちゃん、やっぱり本物の芸人さんだ!感動しました。
この映画の存在は知っていましたが、なかなか見る機会がありませんでした。今回観て、物作りの素晴らしさ、大変さ、人との巡りあわせなど、自分の経験も振り返りつつ、腑に落ちる所や、新しい発見が沢山ありました。とにかく、欽ちゃんの沢山の愛が映画の最初から最後まで溢れていました。欽ちゃんと同じ時に生きていられて嬉しいです。
70歳にしてなおチャレンジを続ける勇者欽ちゃん。すごくカッコよかったです。実際のバラエティ番組、残念ながら見れませんでしたが、日本テレビさんで是非再放送して欲しいです!!
NHKのBSとか見てなかったけど、欽ちゃんの番組観たいから、BSも見れるようにしようと思います。
私は私で、色んな悩みは尽きませんが、背中を押してもらった映画です。欽ちゃんみたいに、愛情たっぶりのチャレンジャーなりたい! 頑張ります! 沢山のパワーをありがとう!!
罪深いプロジェクトとも思う
Tプロデューサーらしいアポ無し訪問から始まった、欽ちゃんと、もう一度、視聴率30%のテレビ番組を作る企画。
番組企画の過程で欽ちゃんの思考を言語化する事で、視聴率100%男が生まれた源泉を残すノンフィクション。
もっとポップかと思いきや、しっかりノンフィクションで、繰り返されるのはとにかく思考を止めず、結果の為に拘りを持つ欽ちゃんの姿。
3.11も必要最低限にしか触れないことで、ブレずにエンタテイメントと向き合う萩本欽一が炙り出されていたと思う。
だからこそ、終幕が気になるところでしたが、そこも最後まで大学入学や緊急搬送からの即復活など、驚きが続き、最後まで熱さが余韻に残った。
また、岡村靖幸の主題歌と春の画も心地良かった。
ただし、「夢を諦めない」と言えば聞こえが良いが、萩本欽一氏の、もう一度視聴率30%、新しくヒットするテレビ番組を作りたいという思いは、ONECE AGAIN で宇多丸が唄った「『夢』別名『呪い』で胸が痛くて」というリリックが思い出されるほどの執着心であり、Tプロデューサーはこのプロジェクトで、とんでもない呪いをかけてしまったなぁ。とも思われた。
パワーの源でもあるのかもしれないが。
よかった
欽ちゃんがオファーを受けてとても喜んでいたのが可愛らしかった。あんな大物でも嬉しいんだな。そして収録がうまくいってテンションがあがりきっているのもキュートだった。
ただ、バラエティはおろかテレビをほぼ見なくなって、もしこの映画の続きの番組があっても見たいと思えない。ここ数年ずっとこうで、またいつかテレビ番組が見たい気持ちになる時が来るかもしれないが、全然そんな気がしない。
でもね
数字はとれないの。欽ちゃんも土屋さんも過去の人だからね。
欽ちゃんのやってること面白いし、なんか観始めたら面白く観ちゃうかも。
でも、もう、それはいんだよね。まさに30%の時代に散々観たから。「懐かしいなあ」という感覚が混じっちゃう。
欽ちゃんの言ってることややってることは物凄く良かった。あのノート僕もやってみたいと思った。
欽ちゃん、2011/3/11の後もビデオ撮るんだけど「こんなときに、お笑いなんてやっていいのかな?」とか一切言わないのね。
むしろ番組の柱にした「母ちゃん」を真剣に観てるの。潔い。
「母ちゃんが子供を見つけると、すぐ泣くんじゃなくて、一瞬驚く。それから悲しみの涙が喜びの涙になる」っていう観察は凄かった。
田中美佐子さん体調崩さなかったらどうなるのか、観てみたかったな。
元気貰った!
あの年齢でこのパワー!
そして信頼する相手だからこそ成り立つのであろう計算された相変わらずの無茶振り!
リアルタイムのテレビ放送は見逃しましたが、今見ても面白かった!
田中美佐子バージョンでの欽ちゃんの立ち位置も見たかったなぁ~!
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