「ベルギー映画なのに、ベルギーの主権がない映画って・・・」プライム・ターゲット よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ベルギー映画なのに、ベルギーの主権がない映画って・・・
ベルギー首相がアメリカ大統領の暗殺するように脅迫され・・・と言うストーリー。
設定は独創的で興味をひきます。
ただ、迫力も説得力もなく、映画の完成度としてはかなり厳しい評価になります。
そもそも一国の首相、首相官邸の警護が殆どない時点で驚き。
警護に限らず、映画全体を通じてベルギー警察やSPが殆ど出てこないことに驚き。
にも拘わらず、なぜかアメリカシークレットサービスが、我が物顔で行動していることにも驚き。
そういえば、大統領自身も、まるでホストのように振舞っていて・・・。
ベルギー制作映画なのにこの内容って、余程卑屈になっているのでしょうか?
配役も力不足(特にシークレットサービスの親玉)、アクションも大したことがなく、とても残念に思える映画でした。
コメントする