バーニー・トムソンの殺人日記のレビュー・感想・評価
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まるでベグビーの別人生を見ているかのような顛末
ロバート・カーライルが監督、主演するクライム・コメディ。こうして見ていると、彼が『トレインスポッティング』で演じた「ベグビー」の別人生に接しているかのようで味わい深い。ケン・ローチ作品でも知られる彼だが、やっぱりうちに秘めた「ヤバさ」がこの人の持ち味だ。
舞台はロンドンから遠く離れた、スコットランドのグラスゴー。序盤はやや物語運びがぎこちなくも思えるが、徐々に独創的な旨みが引き出されていく。主人公が身に降りかかったアクシデントをうまく処理しようとするたび、どんどんどつぼにはまっていく悲哀。この奇妙な顛末を、現地の絶妙なロケーションを駆使して紡いでいく手腕はさすがスコットランド・ネイティブ。そこにエマ・トンプソンやレイ・ウィンストンといった思いがけない名優が顔をそろえることで重層的な深みが生まれた。Rー15だが、それほどスプラッター的な展開はなく、あくまでコメディの範疇で楽しめる一作かと。
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出来の良いブラックコメディ
イギリスブラックコメディ好きな人は是非観てほしい!
ロバート・カーライル初監督作品にしてはとても出来の良い映画~
FACEでも共演していたロバート・カーライルとレイ・ウィンストンの映画での再開が最高に面白かった。
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残酷な真実
無口で無愛想でクビにされそうな雇われ理容師が不運な事故で人を殺してしまい隠蔽しようと奔走する話。
冒頭から黒くてドタバタで品が無い作品というのがみてとれ、その通りに進んで行く。
そういうコメディだから勿論それで良いし面白いのだけれど、ちょっとオチが雑過ぎるのが残念。もう一捻りというところかな。
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