バーニー・トムソンの殺人日記のレビュー・感想・評価
全5件を表示
まるでベグビーの別人生を見ているかのような顛末
ロバート・カーライルが監督、主演するクライム・コメディ。こうして見ていると、彼が『トレインスポッティング』で演じた「ベグビー」の別人生に接しているかのようで味わい深い。ケン・ローチ作品でも知られる彼だが、やっぱりうちに秘めた「ヤバさ」がこの人の持ち味だ。
舞台はロンドンから遠く離れた、スコットランドのグラスゴー。序盤はやや物語運びがぎこちなくも思えるが、徐々に独創的な旨みが引き出されていく。主人公が身に降りかかったアクシデントをうまく処理しようとするたび、どんどんどつぼにはまっていく悲哀。この奇妙な顛末を、現地の絶妙なロケーションを駆使して紡いでいく手腕はさすがスコットランド・ネイティブ。そこにエマ・トンプソンやレイ・ウィンストンといった思いがけない名優が顔をそろえることで重層的な深みが生まれた。Rー15だが、それほどスプラッター的な展開はなく、あくまでコメディの範疇で楽しめる一作かと。
お笑い
勤めていた理髪店の雇い主にクビ宣告された男が、弾みで起こしてしまった殺人の隠蔽工作と、それをキッカケに知ってしまった母親の裏の顔に驚愕しながらも、重なっていく遺体の処理をしていく主人公。
って言うか、まず警察が無能(笑)!
そして遺体処理班の母(エマ・トンプソン)が有能!
そのどちらにも救われる主人公バーニー!
まぁ、簡単に人が死んで行くのは もうギャグとしか言いようがない(笑)。
それにしても、ロバート・カーライルとエマ・トンプソンって、歳は同じ位?だと思うけど、親子って(笑)。
エマ・トンプソンのシリアルキラーぶりもおかしいんだけど、きっちりとラッピングしてラベルを貼り付けるとか…遺体処理をお笑いに転じようとしてるのが見て取れて、逆に笑えなかったかなぁ。
最後も予想通り無能警察官に救われて…。
バーニーを強請りに来た男(ホームレス?)の存在も中途半端だったかな。
とても不愉快な映画。
「バーニー・トムソンの殺人日記」字幕版 PSvitaで鑑賞。
*概要*
無口で無愛想の理髪師が思いがけず、店のオーナーを殺してしまった男の死のスパイラルに巻き込まれていく姿を描いたブラックコメディ。
*主演*
ロバート・カーライル
*感想*
PSvita PSNで100円だったので、レンタルして鑑賞。中身はブラックコメディ系。自分はそういう系の映画は好きな方なので、笑える所は結構ありました。無口な理髪師が店のオーナーからクビにされ、誤って殺してしまい、さらに色んな不運が重なり、クレイジーな母親に手伝ってもらうというのは面白かった。(^^)
でも、個人的にこの映画の登場人物は全員嫌いです。見ててイライラが止まらなかったな~
主人公のバーニー・トムソンは無口でビビりな性格なせいか終始オドオドしててイライラ…デブの刑事も頑固だし、存在的に嫌いだし、女の刑事もキチ○イみたいに喚くしうるさい。チャーリーもウザいし、どいつもこいつも嫌いだ。。
最後の展開はなんだか雑だし、せめてどんでん返しが欲しかったな。。ストーリーは面白かったけど、登場人物達が好きになれなかった。(^^;
期待して損した…w
出来の良いブラックコメディ
イギリスブラックコメディ好きな人は是非観てほしい!
ロバート・カーライル初監督作品にしてはとても出来の良い映画~
FACEでも共演していたロバート・カーライルとレイ・ウィンストンの映画での再開が最高に面白かった。
残酷な真実
無口で無愛想でクビにされそうな雇われ理容師が不運な事故で人を殺してしまい隠蔽しようと奔走する話。
冒頭から黒くてドタバタで品が無い作品というのがみてとれ、その通りに進んで行く。
そういうコメディだから勿論それで良いし面白いのだけれど、ちょっとオチが雑過ぎるのが残念。もう一捻りというところかな。
全5件を表示