劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレのレビュー・感想・評価
全94件中、81~94件目を表示
青春!
2年生になった久美子の成長っぷりがすごい。
頑張ったからって報われるとは限らない現実に向き合うことと、何のために頑張るのかという命題に逃げずに向かい合う姿が、「青春だなぁ」としみじみ。
新1年生たち思春期の他人を許容できない気持ちや、嫌な部分なんかもしっかり描いてました。
ただ、(『リズと青い鳥』を含めた)今までの3作に比べちゃうと、少々「こんなイベントをこんな感じでクリアしました」という「こなし感」が強く、物語としての【うねり】【満足度】がやや低めの印象。
この映画単体で見るとトラブルが割と簡単に片付いちゃったり、新1年生キャラたちの心情変化(成長)も唐突感があったり。
その辺がもったいなかった。
もっとも原作における、この久美子2年生時期について物語を大きく貫いた要素は、『リズと青い鳥』の「みぞれと希美の話」であり、ここが抜けた状態でよく話をまとめたな、とも思う。
この2作を併せて1作とならざるを得ないのであろう。
大会シーンでは、久美子達低音パートよりもみぞれと希美の演奏シーンが目立っていたし。
青春群像
最高です!
タイトルなし(ネタバレ)
重要な所も押さえつつ、テンポもよかった。
欲を言えば加部ちゃんと夢の物語も描いて欲しかったが、時間の制約上仕方ないかも。
オーディションでの奏と夏紀のいざこざをおさめる久美子は、原作よりもアツい性格に改変されていてこれはこれで良かった。
原作最新刊では、プロローグで触れられているものの、まだはっきりとは述べられていない久美子の将来も、暗示されていると感じた。特に、オーディションでの滝先生からの言葉等。
とにかく見て良かった。
劇場版というよりも総集編
全国行けずに終わるわけですが、ただ単に負けましたで終わってるのが結構消化不良。何が悪かったのか、どう全力を振り絞ったのかの過程が1本の映画として締めくくるために欲しかったです。
コンクールが最大の見せ場で、尺に余裕がないことが明らかなのであれば、削るべきはW鈴木や求関連で、絶対に削ってはいけないのが加部夢だったのではないかな、と。
映画1本で綺麗にまとまっているというよりも駆け足の総集編のような感じでした。苦労が伺えます。
原作既読ならちょっとの描写だけして省かれていてもであれはあの場面だな!と楽しむことが出来るので、原作読んでない人は是非とも読んでからもう一度映画を見直していただきたいです。2度楽しめると思います。
リズと青い鳥を見た後だと最後の自由曲の演奏に対して思い入れが半端なくて、あれだけでも感情が高まります。
丁寧にまとまった上手なシナリオ
安心して観れる
やっぱり良かった
全94件中、81~94件目を表示